ご利用者様の声

VOICE

匿名希望様からのお便り(母親)

毎日頑張って学校に通い、新しい環境にも、どんどん進んで挑戦してみようとしている様子が伺えます。

手紙1手紙2手紙3

この度は、桒原先生には、親子共々大変お世話になりました。


二月に最後のカウンセリングを受けた後も、毎日頑張って学校に通っています。学校行事にも積極的に立候補をして、活動しています。また、今月から通い始めた塾などの新しい環境にも、どんどん進んで挑戦してみようとしている様子が伺えます。

今から約一年前、突然二日続けて泣いて帰ってきました。学校の勉強がわからないところがあったり、ミスをしたことが気になって悲しくなったというのです。もともと頑張り屋でまじめな娘だけに少し過敏になっているものの、話をすれば落ち着くものだと思っていました。しかし、翌日から学校に行きたがらなくなり、朝、制服を着ながら泣いているのです。玄関までいくと座り込んでそこから動こうとしません。
そして、本人は「怖い」と言い出しました。なぜ学校に行くことが怖いのか、自分でもわからないというのです。

その一ヶ月後、新しい学年が始まり、クラスも変わることになりました。初めの数日は登校できたものの、またすぐに学校を怖がり始め、行けなくなりました。昼間、家にいる間、娘からいろいろ話を聞く中で、怖くなった原因が友達関係にあると感じました。そこで学校の先生とも相談して、娘はその友達に自分の思いを話すことが出来ました。
それで、娘の気持ちは少し落ち着き、また普通に学校に行けるようになると私どもは考えていました。しかし、娘の学校が怖いという気持ちはあまり変わらなかったのです。
それまでは、学校でもまじめで、学校を休んで勉強が遅れることをとても嫌がる娘だったのですが、それがこれほどまでに学校に行きたくないと話す娘に、これはただごとではないと感じ、いろいろ探して出会ったのが、不登校支援センターの桒原先生でした。

「この先、どうなるのだろうか?本当に治るのだろうか?」という不安だらけになっていた私どもの思いは、桒原先生とお話させていただくことで「治る。治す。」という思いに変わりました。日々、学校が怖いと話す娘にどんな言葉をかけてやって、どんな対応をしてやることがよいのか、わからなくなっていた私ども自身にとって、娘の心の状態やその時の対応などの桒原先生のさまざまなお話は、とても心強く、気持ちを前向きにして下さるものでした。娘も、桒原先生がとても興味が湧くようなお話、すぐにできるようなお話を、具体的にわかりやすくして下さるため、先生のお話を実践して活かしてみようと思う気持ちがわいている様子で、センターからの帰りはいつも家族みんなが元気になっていました。

その後、林間学校があり、行けないかもしれないと思っていたのですが、参加することができました。また桒原先生のアドバイスのもと、遅れていた勉強や課題を学校の担任の先生にご協力をいただきながら、クリアにすることが出来ました。娘にとって、みんなから勉強など遅れていることがとても気になるものの一つになっていたので、クリアにして新学期からみんなと同じスタートができる状態になったことが娘の不安を減らし前向きにさせたと思います。

そして、新学期になると、ほぼ毎日学校に行けるようになりました。途中、友達関係で気になることがあったのですが、それまでは、悩みごとや学校の様子を話さなかった娘が、私どもや学校の先生にそのことを相談して気持ちの整理をつけられるようになりました。学校での日々の気になることなども、話してくれたり手紙を書いてくれたりして、翌日に持ち越さないようになりました。娘の話を聞いていると、桒原先生のお話から学んだプラス思考の考え方などを強く意識しているようでした。

今では、学校で気になることやしんどいことがあっても、プラス思考で自分で前向きに気持ちを切り替えて乗り越えようとしているようです。私どもからみても強くなったように思えます。
まもなく新学年、またクラス替えがあり、まだ少し不安があるのですが、強くなった娘を信じて、私共も前向きに考えていきたいと思っております。

この一年で娘だけではなく、私共も本当に強くなったと感じています。学校に行けずに苦しんでいたことも、貴重な経験になったと今は実感しております。
そう思えるようになったのは、桒原先生との出会いがあったからだと思っております。

本当にありがとうございました。