現場経験が豊富な専門家がする「メールカウンセリング」について
MAIL COUNSELING
もう、子どもにどう対応したらいいか解らない…
現場経験が豊富な
不登校専門カウンセラーから
直接、私だけにアドバイスが欲しい!
でも…
- ●日中にまとまった時間が取れない…
- ●いきなり最大100分の初回無料カウンセリングを受けるのは、ちょっとハードルが高い…
- ●カウンセリングで話すのが苦手…(文章で伝える方が相談しやすい)
- ●相談内容を文書で残して何度も見直したい… ●家族や学校と相談内容を共有したい…
- ●相談していることを誰にもバレたくない…
不登校は、悩んでいても
解決しません。行動しないと
何も始まりません。
「メールカウンセリング」で
相談してみませんか?
メールカウンセリングとは、メールにてご相談いただきました内容に対して、当支援センターの実績と経験が豊富な不登校専門カウンセラーがメールにて回答させていただくサービスとなります。
どんな内容をメールで相談できるのか?
どんな回答がカウンセラーから届くのか?メールカウンセリングご利用事例
CASE 1小学生のお子様のご相談事例
- ご相談者母 親
- お子さまのお名前マミさん
- お子さまの性別女 子
- お子さまの校種、学年公立小学校3年生
不登校の期間
小3の5月ごろから休みがちになっている。
今は週1、2回程度、母親と一緒に登校。
メールでのご相談内容
私だけではもうどうしたらいいかわからなくなってきています…
私の対応は間違っていないでしょうか…
メール本分(原文ママ)
はじめまして。
こういった相談をするのが初めてですのでうまく伝えられないかもしれませんが、私だけではもうどうしたらいいかわからなくなってきているので何かアドバイスをいただけたらと思います。よろしくお願いします。
実は小学3年生の娘が今年の5月ごろから学校を休んでいます。急に「学校行きたくない」と泣き出し、ベッドから出てこなくなりました。今までそんなことは一度もなかったので、私もびっくりして心配になり、とりあえずその日は私も仕事を休み、娘も学校を休ませました。
その後は安心したのか、けろっとした感じで、家で絵を描いたり、本を読んだりして過ごしていました。
でも次の日も朝になると急に泣き出し、行きたくないと言ったので迷いましたがその日も休ませることにしました。
私も仕事は知り合いのところでパートで働かせてもらっているので、融通が利くというか、いざというときは休ませてもらえるので何とかなるのですが、もう休み始めてから4か月ぐらいが経ってしまいました。正直なところいつまで続くんだろうと思っています。娘もつらいんだということはわかっていますが、私の方が先にダメになりそうな気もしていて。
ただ、今は完全に休んでいるわけではなくて、週に1、2回ぐらいは私と一緒に登校をしています。先週は1度もいけませんでしたが。
休むことも心配は心配なのですが、反対に学校に行くときは私が一緒じゃないとだめになっています。
別にお友達と何かトラブルがあったわけでもお友達がいないわけでもないのですが、私がそばにいないと安心できないみたいなんです。お手洗いに席を立っただけでも不安なようで私が戻るまでずっと廊下を見ているようなんです。
なので出来る限り教室にいるようにしていますが、娘が授業を受けているときはずっと教室の後ろで椅子に座って過ごすのも。。
もちろん学校に行けることは嬉しいのですが、他の子どもを見ると「なんでうちの子は一人で行けないんだろう」と泣いちゃいけないと思っているんですけど泣いちゃうときもあって。それで娘はそういうの敏感に気づいちゃうほうなので、私の姿を見てまた落ち込んでいるようなんです。もうどうしたらいいか。。
学校が嫌な理由を聞いても、「わからない」、「急にこわくなる」という感じで娘もよくわかっていないのか、言いたくないのかは私もわからなくなっています。
ただ振り返ると姉が中学受験をしたので、去年は姉につきっきりというか、私も初めてのことで毎日送り迎えでバタバタしていて娘との時間が全然取れていなかった、できていなかったと思います。そしてその姉が中学生になったので、学校にお姉ちゃんがいなくなったことも娘からすると大きいのかなと、ただの想像ですが思っています。
学校の先生にも相談していて、今度スクールカウンセラーの先生にも相談する予約をとりました。
きっと私が娘との時間をしっかりと取っていなかったことが大きいんだろうと思うのでできる限り娘の言うことを叶えようと思っていますし、そばにいようと思っています。ただ、、このままでいいんだろうか、という思いもどこかであって、私自身も毎日不安を感じています。
でも私が悩んでいることや落ち込んでいることには娘もすぐ気がつくので、なるべくそうした姿は見せないように明るくしていますが、最近はそれも苦しくなってきて、専門家の方に相談しようと思って、こちらにご連絡しました。
学校に行くことはもちろん嬉しいですし、いつか行けるようになってほしいのですが、それよりも私がいないと一人で過ごせないこと
が心配で、私もちょっと疲れてきています。学校の先生は「無理せずに来れるときに来てくださいね」とおっしゃるのですが、仕事もずっと休ませてもらっている状況なので知り合いにも申し訳なく。。このまま続けていけばいつかは一人で行くようになるのでしょうか。。私の対応は間違っていないでしょうか。
カウンセラーからの返信
こんにちは。不登校支援センターの△△と申します。
お母様の今のお気持ち、お聴かせいただきありがとうございます。
マミさんは小学校3年生の女の子なのですね。
お母様が教えてくださったお気持ちから、ご家庭の中でのマミさんのご様子やお母様が感じられている不安な思い、どのようにマミさんをサポートしていったらよいのか迷われているご様子などが伝わってまいりました。
辛い時期を振り返ることは気持ちの疲れを感じたり、今と向き合うことは勇気がいるものです。お母様がご不安ながらも、言葉で伝えてくださった内容から、私も一緒にマミさんに必要なサポートなどについて一緒に考えて参りますね。
マミさん、4か月ほど前から学校に向き合うことが難しくなっていたとのこと。ある日突然「学校行きたくない」と泣いてベッドから出てこなくなってしまったのですね。今まではそのようなこともなく、突然なことでお母様としても驚きや「どうしたのだろう」というショックなお気持ちもあられたと思います。そうした不安や焦りのお気持ちがありつつ、マミさんも辛いのだろうと彼女の気持ちを想像し、マミさんに寄り添う姿勢で臨まれているように感じられました。
不登校のお子さんにとって、一番の理解者でありサポーターとなるのは近くにいるご家族です。お母様がマミさんのお気持ちやペースを尊重し、強く行動を促しすぎない今の対応は、マミさんにとって大切なものですね。
お母様としてはマミさんが自分から離れることに対しての不安が強くなっているようにもお感じでしょうか。
低学年で不登校になられたお子さんの中には、母子分離不安(お母様と離れることに対して心理的に不安を強く感じる状態)を感じられる場合がございます。ご家庭が安心や安全を感じられる環境だとすると、学校は思うようにいかない事とも対峙する必要があるようなチャレンジの環境です。そうした中でお子さんが傷ついたり不安を感じた際、無条件に守られるご家庭やご家族に愛着を強く示すことがあります。教室の後ろからお母様が見守られていると、クラスで授業を受けることができるご様子からも、今のマミさんとしてはお母様が近くにいることで安心を感じながら、チャレンジする環境の中で行動と向き合っていらっしゃるのかもしれません。こうした状況の際、お母様がマミさんの気持ちを汲もうと一緒にいる時間を増やしたり、彼女の気持ちを想像されていることがマミさんのサポートの一つとなっています。
とはいうものの、お母様もお仕事のご都合からいつもマミさんの登校に付き添い、クラスにい続けることは難しいものですね…。お母様から離れることに不安を感じている時期においては、一人で学校にいることを勧めすぎず自然のマミさん自身がお母様から離れる行動を取ることを目標にすることが効果的です。ですので、今お母様が近くでマミさんを見守り、サポートされている対応はマミさんの力になっていますよ。
今後、お母様が数分廊下に出てもマミさんが抵抗を示さなかった日や、少し距離を取りながら登校することに不安を示さなかった日などがありましたら「一人でいられる時間が増えているね、マミが頑張っているのが伝わってくるよ」など労いの言葉をかけていただければと思います。「もし、すでにこうした労いの言葉をかける場面もあるようでしたら、それはマミさんを勇気づけるかかわりにもなっていますので、できる範囲で続けてみてくださいね。」
また、お母様ご自身もマミさんの不登校をきっかけにご家族の今までを振り返られていたのですね。お姉さまの受験も応援しつつ、マミさんのサポートもし、お仕事も家事もありお母様としても手一杯な中で充分お気持ちも時間も割かれていたのだと思います。今そうした過去を振り返りながら、マミさんと一緒にいる時間を作り、またお気持ちに寄り添うとされている姿勢自体がマミさんにとっては心強いものです。しかし、不登校のお子さんをもつ親御さんの多くが、ご自身の気持ちに無理をしながらお子さんを支えるということが多くございます。時にはご無理が表情や雰囲気でお子様に伝わることもありますね…。お母様もマミさんがご自分の気持ちを察しているのではとご不安を感じられているとのこと。親御さんが疲れすぎず、お子様をサポートするためには親御さん自身が相談先を持つことや、お気持ちを吐き出し整理していくこともとても大切です。
今回こうしてメール相談をしていただいたこと自体も、マミさんにとって一つ前に進むきっかけになることと思います。
例えば、マミさんが学校に行きながら少しずつ自信をつけている様子や、逆に不安を感じられている様子などが見えましたら、サポート体制を見直し調整を図る時期である場合がございます。お母様お一人でどのような変化があり、今後どうしていったらよいか迷われることがありましたら、どうかお気軽にご連絡くださいませ。その時のマミさんのご様子から、私もその都度必要なサポートについて考えて参ります。
こちらのメールを読んでいただき、改めてマミさんのことを思い、気持ちも忙しい事と思います。どうか今日はゆっくりお休みくださいね。お母様のタイミングで必要な際は、またメールをお送りくださいませ。
CASE 2中学生のお子様のご相談事例
- ご相談者母 親
- お子さまのお名前しょうたさん
- お子さまの性別男 子
- お子さまの校種、学年公立中学校2年生
不登校の期間
中2の夏休み明けから週に1、2回お休みするようになり、
現在は全く登校していません。
メールでのご相談内容
勉強も一切せずゲームの画面ばかり見ている息子に対して、
どのように声をかけたらよいのでしょうか…
メール本分(原文ママ)
中学校2年生の息子が不登校になり、どのように対応したらよいか悩んでいるのでアドバイスをいただけますでしょうか。
息子が夏休み明けから学校を行き渋るようになりました。中学1年生の頃は楽しそうに学校に通っていたのですが、2年生に上がり、「学校が楽しくない」と言い出すようになりました。1学期はなんとか休まず通っていたのですが、夏休み明けから週に1~2回休むようになり、ここ1か月ほどはずっとお休みが続いています。
休み始めは、父親が無理やり学校に連れて行こうと校門まで引っ張っていくこともあり、そのときは嫌々教室へ向かっていたのですが、あまりにも行き渋りが続くので父親も「もう好きにしろ」と学校へ連れて行くことはなくなりました。父親は仕事が忙しいこともあり、それ以降息子には何も声をかけなくなったので、今は母親である私が息子と接することが多いのですが…。私もどのように接したらよいのかわからず、強く登校を促してよいのかも悩み、結局毎日朝起こすことだけ続けて様子を見守っています。最初は息子も学校を休んでいる間はゲームをしない、など自分なりにお休みするときの過ごし方を考えていたようですが、親が学校のことを強く言わないのもあってか、最近は日中もゲームばかりするようになりました。表情も特に暗いわけではなく、私から見ると楽しそうに過ごしていると感じてしまうので、複雑な気持ちです。平日の日中はずっと家に息子と二人きりでいるので、一緒にいる空間がとても苦しくなるときがあります。
夏休みまではサッカー部に所属していたのですが、そのサッカー部の友達と喧嘩をしたようで、それも余計学校に行きたくないきっかけの一つになっているのではないかと思います。部活にも参加することがなくなり、これまでは休日にその友達と公園でサッカーをしに行くこともあったのですが、今はその誘いも全くなく、ずっと家の中でゲームやテレビを見て過ごしています。
息子は元々とてもやさしい性格なのですが、些細なことが気になるようで、友達の言動や先生の発言などに対してネガティブに考えすぎてしまうところがあるようです。喧嘩をしたサッカー部の友達に対しても「まだ怒っているかなぁ」とたまに思い出したように呟くことがありました。また、2年生に上がり、担任の先生が厳しい先生に変わったのですが、それに対しても「怒られるのが怖い」とよく言っていました。そんなこと気にせず学校に行けばなんとかなるよ、と私は毎度思うのですが、私のそういった言葉は聞き入れてはくれず、私も途方に暮れています。
何事もネガティブに考えすぎず、もっと人と関わってほしい、と母親としては思うので、学校に行ってほしい気持ちはやはり大きく、ただ勉強も一切せずゲームの画面ばかり見ている息子に対して、どのように声をかけたらよいのでしょうか。何かアドバイスをいただきたいです。よろしくお願いいたします。
カウンセラーからの返信
○○さん、こんにちは。不登校支援センターの△△と申します。
いただきましたメールを拝見いたしました。
中学2年生のしょうたさんが不登校になり、対応に悩んでいらっしゃるとのこと、中学1年生までは楽しそうに通っていらっしゃったとのことで、不安や戸惑いも大きいのではないでしょうか。
これまでの経緯を文面に起こすことも辛いことだったかもしれません。
そんな中でおはなしを聴かせていただきましたこと、本当にありがとうございます。
少しでもお母さんのお気持ちが軽くなるよう、このメールでお話ができたらと思っております。
しょうたさんは夏休み明けから学校を行き渋るようになったのですね。
2年生にあがってから「学校が楽しくない」と言い出すようになって、夏休み明けは週に1~2回だったお休みが、現在は1か月ほど続いているといった状況なのですね。中学2年になってからの変化も大きいので、より心配も募りますね。
休み始めはしょうたさんとのかかわりを持っていらっしゃったお父さんも、いまはお忙しいのもあって声をかけていらっしゃらない状況とのこと、お母さんとしょうたさんのお時間が増えるにつれ、お母さんご自身の負担も感じていらっしゃるのではないでしょうか。
当初はしょうたさん自身がお休みの過ごし方を考えている様子もあったのが、最近はお母さんから見ると楽しそうに過ごしているようで、休日にはサッカー部のお友だちと公園にいくこともあったしょうたさんが、いまはずっと家の中でゲームやテレビを見て過ごしている、といった現状に身を置かれることで苦しくなるお気持ちもありますよね。
そういった状況でも毎朝起こすことを続けていらっしゃるのですね。しょうたさんのためにできることをしてあげたいというお母さんのお気持ちが伝わってきます。
お母さんがしょうたさんを起こしたとき、しょうたさんはどのような様子でしょうか。
起こせば起きてくる、返事はするけれど起きてこない、布団をかぶってしまい返事もない、など、毎朝どんな反応が返ってくるのか、お母さんも朝から気が重くなってしまうこともあるのではないでしょうか。
きっとお母さんはしょうたさんやお父さんのお気持ちを大切に日々の暮らしを送っていらっしゃるのだなと感じます。
しょうたさん自身の「とてもやさしい性格」という一面は、お母さんと似ているのかもしれませんね。
もしかしたら、お母さんがどのように声をかけたらいいのか悩んでいらっしゃるのと同じように、しょうたさんもどうしたらいいのか悩んでいるかもしれないですね。
何事もネガティブに考えすぎてしまうところがあるというしょうたさんですから、お母さんやお父さんが今の自分のことをどう思っているのか気にしているのかもしれないなと思います。その気持ちがうまく表現できなくて、家のなかでゲームやテレビで時間を過ごしているのかもしれません。
お母さんの言葉を読み進めていく毎に、しょうたさんのことを大切に思っていらっしゃることが伝わってきます。もしこれまでにその想いを伝える機会がなかったのでしたら、
「お母さんは、(しょうたさんのことを)大切に思っているよ。」と伝えてみてはいかがでしょうか。そのうえでしょうたさんがいまどんな気持ちでいるのか聴いてみてあげてくださいね。
もちろん、中学生の子どもにとって、誰かに気持ちを表現するのは簡単ではありません。ですが、どんな言葉だったとしても、上手く言えなくても、しょうたさんが自分の思いを外に出すことは大切ですので、出てきた言葉や態度は受け止めてあげてくださいね。
もし、すでにこういったやりとりをされているようでしたら、しょうたさんにとってはお母さんが気持ちを出せる大切な人となっているのだと思います。
しょうたさんの好きなゲームやテレビの話など何気ない日常会話でも構いません。お母さんの無理のない範囲で、もちろん、お母さん自身のお時間も大切に、しょうたさんとのお時間を過ごしてみてくださいね。
またいつでも、お母さんのタイミングでご連絡くださいね。
お待ちしております。
CASE 3高校生のお子様のご相談事例
- ご相談者母 親
- お子さまのお名前りょうさん
- お子さまの性別男 子
- お子さまの校種、学年私立高校1年生
不登校の期間
高1の5月頃~。
現在は週に1,2回保健室へ登校しています。
メールでのご相談内容
今まで育ててきて、全く手がかからない子だったので、
どう対応したらいいのかわかりません…
メール本分(原文ママ)
相談よろしくお願いします。現在高校生の息子のことで困っています。
専門家のアドバイスがもらえるとのことで一度お話を聞いていただきたく利用しました。
高校1年生の息子のことなのですが、今年のゴールデンウィーク明け頃から、学校に行こうとするとお腹や頭が痛くなると言い、通学路の途中で帰ってくるようになってしまいました。休む日も増えたので、内科の診察を受けましたが異常は見つからず、「心の問題ではないか」とお医者さんに言われました。心療内科にも連れていきましたが、特に診断名がついたわけではありませんでした。
私たち親も気になって「何か学校で嫌なことがあるのか」など本人に聞いてみたのですが、何も答えてはくれず…。親も原因がわからないままどのようにサポートしたらよいのかと困っています。昔から自分の心の内を話すようなタイプではないので、本人がどう思っているのか、どうしたいのか、話してくれないのでこちらもわかりません。もしかすると本人も原因はよくわかっていないのかもしれません。出席日数や単位数のこともあるので、私の気持ちばかりが焦っているような気がします。
5月は通学途中で帰ってきたり、休む日が続いたりしていましたが、留年は避けたいという気持ちが本人もあるのか、現在は担任の先生から提案してもらった保健室登校を週に1~2回続けています。スクールカウンセリングも先日1度受けて、また来月に予約をしているそうです。
ただ、親としては焦る気持ちがあり、「せっかく頑張って入った学校なんだからもう少し登校してみよう」「教室にも行ってみたら?」と声をかけるのですが、本人は「わかってる」と言うだけで…。最近はそう言われるのもプレッシャーなのか、少し親を避けているような素振りを見せることもあります。
こういった状況の中で、親はどのように子どもをサポートしたらよいのでしょうか?早く登校してほしい、授業を受けてほしい、進級してほしい、という気持ちで接してしまうのですが、焦らないほうがいいのでしょうか?
親ができることはなんでもしてあげたいのですが、何をしたらよいのか…。今まで育ててきて、全く手がかからない子だったので、どう対応したらいいのかわかりません。昔から何も言わず親に素直に従う子だったので、もしかすると知らず知らずのうちに子どもに色々なプレッシャーや期待をかけていたのかも、と思います。
アドバイスのほど、どうぞよろしくお願いします。
カウンセラーからの返信
こんにちは。○○さんからのメールを拝見しました。
高校生の息子さんのりょうくんが、5月のゴールデンウィーク明け頃から学校に行こうとすると腹痛や頭痛を訴え、登校しにくい状況が増えているとのことですね。
とてもご不安な思いをされておられるかとお察しします。
内科を受診されても異常は見つからず、診断名もつかないまま、「心の問題ではないか」と言われたとのことで、お母さんも大変不安や混乱状態に陥られたのではないでしょうか。
医療機関で心の問題ではと言われると、りょうくん自身に「原因は何か?学校で何かあったのか?」と聞かれることも当然の流れかと思いますが、りょうくんは何も答えてくれないとのこと。
GW明け頃は身体症状を訴えていたとのことですが、現在はその訴えは減りましたでしょうか?また、他に何か家に居るための理由として話していることはありますでしょうか?
りょうくんはあまり自分の心の内を話すようなタイプではないとのことと、もしかするとりょうくん自身も「なぜこうなったんだろう?どうしたらいいんだろう?」と言葉で表現することが難しいのかもしれないですね。
しかしお母さんからの声掛けを避けているとのことで、「聞かれても自分でもわからないから、答えられない」「行けない理由はあるけど、それを言ってしまうと登校しなければならなくなってしまう」というような状態があるのではないかと推察します。
不登校心理としては、学校に行けず家に居るしかない状態を守らなければならないと心の守る意識が働くことがあります。その理由や背景には、学校にすでに行けなくなっている状態において、家にいることでしか自分を守れない、保てないという心理が働き、その為には親御さんに自分の状態を認め続けて貰わなければならないと思いを強くするお子さんもいました。
高校生は欠席日数がかさむと留年は避けたいという気持ちも葛藤を高める要因となる為、保健室登校を週に1~2回続けているという行動や、スクールカウンセリングも受けているとのことは、留年は避けたいというマイナスの欲求(こうはなりたくない)によって支えられているのではないかと考えます。
不登校心理ではプラスの欲求「こうなりたい」という心理はなかなか働きづらく、「こうはなりたくない」と思うマイナスの欲求が働くほうが多く、葛藤が高い本格期(学校に行きたくても行けないという二つの欲求が拮抗している状態)段階であることが考えられます。
たとえマイナスの欲求による行動であっても、それは『こうはなりたくない』というりょうくん自身の思いから来るものであり、週1~2回保健室登校が出来ていることは、あくまでりょうくん自身の主体的な行動ではと感じます。
しかし欠席のほうが多いこの状況では、いつか出席日数が足らなくなり留年してしまうかもしれないというお母さんのご不安は尽きませんよね…。
出来ることとしては担任の先生に「あとどの教科を何回休むと留年になってしまうのか?」という確認をし、可視化できる表のようなもので出してもらうことで、お母さんとりょうくん双方の漠然としたご不安を整理する情報にできるのでないかと思います。
可視化することにより、自分で0から考える主体性をもって動くことができると考えるのも一つの要因です。あと何日休めるという日数管理を親御さん任せになってしまい、自分事として考えにくい状況にある子もいるからなんですね。
加えて、お母さんのりょうくんへの接し方としては、まず今できている行動を頑張っているねと認めてあげることが大切になってきます。そして「行けないときは家でいても大丈夫だからね」と安心させてあげられている状況を作り、りょうくんに任せて見守る体制を取られて行動が継続するか、変化するかを見て頂くのがよいかと思います。
日々、りょうくんやご家族を支えるお母さんは本当に大変な思いをされておられると思います。また今回のメールのやり取りを、お気持ちの余裕のあるときにゆっくりと見返して、状況やお気持ちの整理をして頂ければと思います。
ご無理はされませんよう必要な際にはお母さんのタイミングでまたご連絡下さい。
いかがでしょうか?「メールカウンセリング」は単純なメールのやりとりではありません。
不登校専門カウンセラーがご相談内容をしっかり確認し
専門家として具体的なアドバイスをします。
不登校は、悩んでいても解決はしません。
そして、見守る以外にできることを考えることも大切です。
まずは、専門家にご相談ください。
実施までの流れ
- 以下専用フォームからお申し込み
- ご入金(銀行振込・クレジットカード)
- 初回ヒアリングシートの入力
- メールカウンセリング実施
ご利用料金
メールカウンセリングは、
チケット制で
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※有効期限は、全て「メールカウンセリング初回ヒアリングシート」の送信日から6ヵ月となります。
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よくある質問
不登校でお悩みのご家族のカウンセリングをしている現役のカウンセラーが実施いたします。
メールは、3〜4営業日以内に返信いたします。
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お申込み後、クレジット決済専用のURLを発行しますので、そのURLから決済ください。
銀行振込でもお支払いいただけます。
決済は、VISAとマスターカードに対応しています。
※ご相談内容へ返信は、決済確認後となりますので予めご了承ください。
はい。可能です。
ご相談回数に合わせてチケットをご購入ください。
はい。有効期限があります。
有効期限は、チケットご購入日から6ヶ月となります。
メールカウンセリングで対応するカウンセラーは担当制ではなく、対面(オンライン)カウンセリングの担当カウンセラーと異なるため、併用は原則不可となります。
はい。ご相談可能です。
はい。ご相談可能です。その場合、申込時の氏名欄には本名以外のお名前でご記入ください。
ご相談に対してタイムリーな対応を行うようにするため、カウンセラーの指名は対応できかねます。
ご了承くださいませ。
ご相談に対してタイムリーな対応を行うようにするため、対応するカウンセラーは変わる可能性がございます。
また、カウンセラーが対応する際はご相談履歴の内容を踏まえ、対応いたしますのでご安心ください。
はい。1回のメール送信につき、チケット1枚の使用となります。
追記したい内容につきましては、次回のメール送信時(チケット使用時)にご記入ください。
電話でのお問い合わせには対応しておりませんので、ご用の際はHP最下部の「お問い合わせ」よりご連絡ください。
お子さんのみのご利用はお断りしております。お子さんのカウンセリングをご希望の場合は、対面・オンラインカウンセリングをご利用ください。