活動報告

10月より、不登校支援センターは第一学院高等学校にて、高校生対象の「セルフケア講座」を開講しています。

この講座の目的は、高校生がその後の進学先（大学や、就職、アルバイト）などで受ける「ストレス」から自らをケアするために開講しました。

昨年１２月にメンタルヘルスチェックが義務化され、社会としても「心の健康」に非常に注目が集まっています。

その為、今回第一学院高等学校と手を取り合い、高校生のうちからストレスに対する対処方法を知ることや、自らのストレスをセルフケアすることへの知識や情報を身につけてもらい、ストレスへの耐性をつけてから卒業をしてもらうことで、その後の人生のありとあらゆる場面で役立ててもらおうと考えて実施しているものです。

昨今、社会人でもメンタルダウンによって休職や退職に追い込まれることが多い一方で、中高生の間でも「不登校」という、いまば出社拒否と同じような社会に出ない（行かない）という対処法をとる生徒が多く見られるようになっております。

社会にあるストレスを自らケアしたり、処理したりすることが出来る力を身につけることが出来れば、将来社会に出たときには自らにかかるストレスを自らがコントロール出来るようになっていることが望ましい世の中になってきていると思いますので、この講座受講を通じて、是非ストレスケアへの関心を高めてほしいと考えております。