上原 公洋 (うえはら きみひろ) 仙台支部 カウンセラー

大学時代や前職時代には、認知心理学、行動心理学などを学んできた。 不登校解決のために特に大きな力となる「ストレス・マネジメント」に精通し、子どもの行動促進や、子どもを支えるご家族のサポートについて日々実践を重ねている。 何よりも来談者の方の「笑顔・幸せ」を大切に、不登校専門カウンセラーとして仙台支部で活躍中。

記事一覧

人間はあんまり考えていない葦だった?不登校と適応力の関係。

こんにちは。仙台支部の上原です。 皆さんは行動するときにどんな基準で選択をしていますか? 何かを買うとき、子どもに声をかけるとき、何かを諦めるときetc 人生は選択と行動の繰り返しです。 今日はそこについて少し考えてみたいと思います。 人間はそもそもあまり考えていない。 これは意外に …

不登校解決現場レポート

不登校は悪くない!に隠された落とし穴。

こんにちは。 仙台支部の上原です。 不登校というものの認知は昔に比べると多少広まってきたように感じます。 もちろんまだまだ理解の及ばない、不足している部分は多々あると思いますが、進んではいるでしょう。 同時にそれによって出てきた誤解や無理解などもあると思います。 今日はそこについて触れてみたいと思い …

不登校解決現場レポート

私立高校は学費0円で通えるかもしれません。 お金を気にして進学に遠慮する不登校の子どもたちに知ってもらいたいこと。

こんにちは。 仙台支部の上原です。 6月から学校も再開されしばらく経ちました。進路のことなどで悩みの深まる時期になってきましたね。 今年は特殊な状況だったこともあり、例年より苦労する人も多いかもしれません。 今回は不登校生徒の受験に関するお話です。 進学することを遠慮する子どもたち …

不登校解決現場レポート

お金と効率から見る不登校経験者の進み方

こんにちは。 仙台支部の上原です。 先日こんな質問をされました。 『不登校って実際どのくらい損するものですか?』 前提として、それは簡単に損得で図れるものではありません。 ですがせっかく聞いて貰えたので、計算しやすい金銭の面で考えてみることにしました。 ちなみに相談者は中学3年生の男の子で、進 …

不登校解決現場レポート中学生の不登校

不登校数は増加する?新型コロナウィルス後の世界

こんにちは。 仙台支部の上原です。 世界中がコロナウィルスの影響を受けていますね。 日本でも緊急事態宣言が出され、皆さん苦労をされていると思います。 だからこそ今日はあえてこれからのことを考えてみます。 学校はどうなる 今は臨時の休校となっている地域が多いと思います。 ほとんどの学校が5月6日の …

不登校解決現場レポート

新学期から通いやすくするためにすることとは?

こんにちは。不登校支援センター仙台支部の上原です。 花粉でつらい時期が始まりました。毎年この時期は苦手ですが、本日も頑張って書いていきます。 新型コロナウィルスの影響で新学期のスタートも地域差があるかもしれません。 4月20日からスタートすることを検討しいている学校や5月からスタートすることを既 …

不登校解決現場レポート

【専門家が考察】宮城県昨年度(2018年度)の不登校生徒数から見る実態と怖い点

こんにちは。不登校支援センター仙台支部の上原です。 今年度も残すところわずかとなりました。 今回のブログでは、実数データを元に、不登校問題に関する検証を行ってみたいと思います。 宮城県の不登校生徒数 文科省が発表した宮城県の不登校児童・生徒数は3867件でした(2018年)。 これは小中学校が対象で高校 …

不登校解決現場レポート

つまらなくてもやってしまう。ゲームやインターネットとの付き合い方

こんにちは。不登校支援センター仙台支部の上原です。 本日は子どもたちがよく熱中するゲームやインターネットについてのお話です。 1日16時間ゲームをするAさん 「寝ているとき以外は大体ゲームをしています」 こんなご相談を受けたことがあります。 当時中学生のAさんは寝ているときとお風呂に入っているとき …

不登校解決現場レポート

不登校専門カウンセラーが教える「学校の方針が合わなかった時の対応方法」とは?

こんにちは。不登校支援センター仙台支部の上原です。 年も明けてしばらく経ちました。本年もよろしくお願い致します。 本日はある事例から、学校の方針が自分たちに合わなかった時、どうしたらいいのだろう、ということを考えてみたいと思います。 中学時代に不登校だったA君の場合 A君は最初は荒れた様子でしたが …

不登校解決現場レポート

Carol Dweck(キャロル・ドウェック)博士の研究結果から考える【成長する人と成長しにくい人の考え方の違い】とは?

こんにちは。不登校支援センター仙台支部の上原です。 今年も終わりが近づきましたね。皆さんにとってどんな一年となったでしょうか? 進歩が感じられた人、停滞していたと感じる人、様々でしょう。 今日は、スタンフォード大学の教授である心理学者の Carol Dweck(キャロル・ドウェック)博士が行った、とある研 …

不登校解決現場レポート子供の心理学