子どもに動いて欲しい時に心がけたいこと
こんにちは。不登校支援センター東京支部の小川です。
新年あけましておめでとうございます。
新たな年も明け、
「そろそろ子供にも動き始めてほしいな…」
という気持ちも親御さんの中では大きくなっているのではないでしょうか。
今回はお子さんに動いてもらいたい時に
・ ついついやりがちな親御さんの行動
・ お子さんに動いてもらうために必要なこと
をお話したいと思います。
「説得」になっていませんか?
子どもに学校に行ってほしい時、
「学校へ行かないとこんなに大変なことになるよ。」
「こんなふうに考えれば学校へ行けると思うよ。」
「学校に行かないなんて変に思われるよ。」
というように学校へ行くよう
子どもを説得する親御さんは少なくありません。
そしてそれにより、
最初のうちは何とか学校に行けるお子さんも一定数います。
ですがそのうち、
「そんなことは分かってる!」と
学校に行かなくなったり、
親御さんに反発したり、
暗い表情のままうつむいていたり、
というふうになってしまうお子さんもたくさんいるのです
どうしてかと言えば、
お子さんの中で
(学校に行きたくない…)
という気持ちが強い時に説得されると、
「自分のことを全然考えてくれない!」
という気持ちになりやすく、
お子さんが自分を守るために抵抗する
という図式が無意識に作られてしまいがちだからです。
心の状態にあった段階を踏むことが大切
お子さんの中に
不安な気持ちや葛藤な気持ちがいっぱいな状態だと、
それ以外のことを考えることはとても難しくなります。
大人でも手一杯、いっぱいいっぱいな時に
話しかけられたり、アドバイスをされても
苛立ったり混乱してしまうのと同じです。
お子さんにいろいろな考え方を提示したり、
この先の見通しをあくまで一つの可能性として伝えることは
決して悪いことではありませんし、むしろ役立つ時もたくさんあります。
ですが、
今のお子さんに
学校に関することを考えられるだけの心のスペースがあるのかどうかは
しっかり見極めていく必要があります。
当センターでは、
今お子さんがどんな状態にあるかを
親御さんと共に理解し、今後について一緒に考えていくサポートをしています。
まずは無料の初回面談で、ぜひお話を聞かせてください。
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