中学生の不登校子供の心理学高校生の不登校

子どもが心を閉ざす瞬間とは?

こんにちは。不登校支援センター東京支部の小川です。

11月になると、

残り欠席日数や単位数などの関係で、

お子さんの進路のことで悩まれる親御さんが多くなります。

その中で特に困ってしまうのが…

「子どもと話をできない」

ことです。

お子さんに進路の話をしても、

口をつぐんだり、怒り出したり、部屋に引きこもったり

などで、なかなか話ができないことが多いのです。

…では、なぜそうなってしまうのでしょうか?

一因としては、

親に対して子どもが心を閉ざしている

ことがよくあります。

以下では、

“親に対し子どもが心を閉ざす瞬間”

を3つに分けてお伝えしていきます。

① 「話を聞いてもらえない」

自分の意見を話しても

否定されたり、親の意見を押しつけられる…

「どうせ分かってもらえない…」

そんな思いから話すのを諦めてしまう

ことは珍しくありません。

以前カウンセリングに来てくれた子で、

「私は親にただ話を聞いてほしいだけなんです…」

と話しくれたお子さんがいました。

子どもが親に求めていることは

実はシンプルなことかもしれませんね。

② 「嫌な話ばかりされる」

たまに親と話すと

学校や進路の話ばかり…

「どうせ親と話してもしんどいだけ…」

苦痛を避けるために心を閉ざしてしまう

ということもよくあります。

さらに親御さんとしては、

子どもと話せる機会が少ないために

「話せる時に学校や進路の話をしておかなければ…」

というお気持ちから、

いつも同じことばかり話してしまうという悪循環が起こりがちです。

③「勝手に決められる」

自分は何も言ってないのに

勝手に自分のことが決められていくと、

「勝手に決めれば。やらないけどね。」

という親への不信感や反発心につながりやすくなります。

一方、

親御さんとしては、

「本人は何も言わないし、期限もあるし、待っていられない。」

という思いのもと動かざるをえず、

子どもとのすれ違いが起こりやすいケースでもあります。

子どもも大人も同じ

以上で言ってきたことは、

実は大人でも同じです。

「自分の話を聞いてもらえない。」

「口を開けば聞きたくない話ばかり。」

「自分に無断で何でも決められてしまう。」

そんな状況が続けば、

相手に対して心を閉ざすのは当然のように思います。

頭の中で、

子どもの立場にちょっと身を置くだけでも

お子さんのいろんな気持ちが見えてきます。

まずはお子さんが心を開ける関係を作ることで

自然といろんなお話ができるようになっていきますよ。

「そうは言っても何から始めたらいいだろう?」

と思っていらっしゃる方は、

ぜひ無料の初回面談でご相談くださいね。

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