そもそもなぜ学校に行くの?
皆さん、こんにちは。
不登校支援センター東京支部の園田です。
いつも不登校支援センターのブログをお読みいただき、ありがとうございます。
10月に入り少しずつ過ごしやすい季節となってきました!
皆さんは今年紅葉を見に行くご予定はありますか?
私は去年行くことが叶わなかったため、今年はぜひ挑戦したいと思っております!!

夏休みが終わりあっという間の2か月ですが、最近のお子さんのご様子はいかがでしょうか?
9月は新学期ということもあり、緊張や希望など様々な感情によって努力するお子さんが
多いように感じます。
友達を作りたい、勉強に追いつきたいなど、ついつい自分自身を追い込んでしまうこともあります。
その疲れがよく10月に出ると言われ、学校への行き渋りが強くなるかもしれません。
ではそもそも「どうして学校には行くのだろう?」という原点の疑問を本ブログで一緒に考えて
いければと思います。
どうして学校に行くの?
みなさんはこの質問を投げかけられるとどのように反応しますか?
勉強するため、進路のため、友だち作りのためなど様々な意見があると思いますが、
第一に「学校 = 行くものだ!」という考えを持たれる方が多いかもしれません。
では皆さんは学校に行くことで「何を」学ぶことができましたか?
一緒に考えてみましょう!

学校に行く目的とは ー社会に出るための経験ー
私が考える学校に行く目的として、下記5点の耐性を身につけることが挙げられます!
- 目標や期限に対する耐性
- 評価されることに対する耐性
- 人間関係に対する耐性
- 無駄だと感じることを行い続ける耐性
- 理不尽なことに対する耐性
✓目標や期限に対する耐性
→ 学校では宿題やテストなど目標設定をしたり、期限通りに課題を提出できるかというストレスを抱きます。
社会に出ても売上の目標や期限が定められた各タスクを処理できるスキルが求められます。学校で学んだ耐性は社会の中でも繋がる部分があります。
✓評価されることに対する評価
→ 学校ではテストの結果、部活動の成績など自分以外から評価される機会が多くあります。
その中には自分にとってプラスになる評価を受ける場合もありますが、マイナスになる評価を受けストレスを感じることも数多くあります。
人からの評価を受けることで、その結果を自分自身の成長に繋げられるように気持ちの整理をする時間を学校で経験します。
✓人間関係に関する耐性
→ 人間関係に対する目的は多くの方が納得されると思います。
学校の中で「友達作り」を通して人間的な成長を育みます。しかし、その中には友達と意見の相違や喧嘩に発展することもあるかと思います。
また、人間関係は学校だけではなく、社会に出ても続きます。カウンセリングの中で誰とも関わりたくないという気持ちを吐露してくれる方はいらっしゃいますが、それは現状難しいかもしれません。
学校の中で様々な人間関係を経験して、社会の中でも繋がりを作れるスキルを育みます。
✓無駄だと感じることを行い続ける耐性
→ 皆さんが通われていた学校で「変な校則」はありましたか?
その校則自体無駄だと感じたが、校則を破ると先生から怒られるため渋々守っていたという経験がおありの方も多いかもしれません。
また、生徒自ら「清掃」することは日本独自の学校文化と言われます。(欧米諸国では清掃は業者に委託されていることが多いため、日本の清掃文化には反対する方が多いようです)私も清掃はめんどくさいと思いながらやっていた記憶があります。
では仕事上ではいかがですか?無駄の多い書類作成など、非効率な業務を経験された方も多いと思います。
しかし生活していくためにはそのような「無駄なこと」についても取り組んでいく必要があります。学校ではそのようなスキルも身につけることができます。
✓理不尽なことに対する耐性
→ 学校生活の中で理不尽な経験をすることは意外と多いかもしれません。
自分が正しいと分かっていても謝罪したり間違った評価を受けたりなど、全て正しいことだけが通る訳ではないという経験を誰しもが持っています。
もちろんその時は「どうして?」「なぜ?」と強い感情を持たれたかもしれませんが、社会に出ても理不尽なことで上司から叱責されたり、不当な人事評価を受ける可能性もゼロではありません。
そういった経験を学校の中で経験することで、ストレス対処能力(コーピング力)を養うことが出来ます。

終わりに
本ブログでは学校に行く目的、つまり社会で求められる耐性を身につける重要性について
まとめてきました。
ただ学校だけが選択肢ではありません。お子さんにあった選択肢を見つけていくことも
また大切になっていきます。
ここで大切なことは学校が持つ【 強制力 】を活用することで、上記の耐性が身につきやすい
ということもあります。
家庭内では「 家族 」という関係上「許してくれるだろう…」という気持ちを抱き、耐性の習得
に時間がかかる可能性があります。
社会で生きていく中で学校で得られるものは私たちが考える以上にあるのかもしれません。
冒頭にも記載しましたが、この時期は様々な疲れが出てきます。
お子さんのご様子をご覧になられて、相談されたいことがございましたら
お気軽に初回面談を受けていただければと思います。
失礼いたします。


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