不登校の子はなぜ怖い夢を見るの？

こんにちは。不登校支援センター東京支部の小川です。

9月に入りましたが、まだまだ暑さは続いてますね。

熱中症など、引き続きご注意ください。

さて、

当センターに来てくれるお子さんと話していると

「怖い夢を見るから寝たくない。」

という声をときどき聞きます。

そんなお子さんの

心の中では何が起こってるのでしょうか？

さっそく見ていきましょう。

怖い夢はどんな時に見る？

学校や人間関係の中でしんどい状況が続いたり、

受け止め切れないほど大きな出来事があった時、

お子さんは自分の心にフタをします。

そうしなければ、日常生活や自分の心を保てないからです。

ですが…

自分の心にフタをし続けると、

いつかそれに耐えきれず限界がきてしまいます。

ですので…

どこかのタイミングで、

今までフタをしてきた思いを吐き出し、

自分の心を軽くしておくことが必要

になってきます。

怖い夢を見るのは、

そんな心の自浄作用の一つであり

恐怖やモヤモヤ、しんどい思いを吐き出すことで、

お子さんが心を回復している過程

だと言えるのです。

どう対応すればいい？

怖い夢は、

フタをしていた思いを吐き出し尽くすと、

自然と見なくなります。

そしてそれに伴い、

お子さんもだんだんと元気になっていきます。

では、その間親御さんはどう対応すればいいかと言えば、

現実の環境を安心できる場所に

してあげてほしいと思います。

怖い夢から覚めた時、

お子さんが起きてからもしばらくその怖い感情を引きずってしまうことがあります。

そんな時、安心できる環境に身を置けることで、

自ずと気持ちが落ち着いていくのです。

終わりに

今回見てきた夢のように、

お子さんのしんどい気持ちは至るところから発せられます。

それは今まで見られなかった

顔の表情や行動だったり、

頭痛・腹痛・吐き気などの身体症状だったり、

さまざまです。

そういった

お子さんの心が発するSOSをキャッチしていく

ことは不登校の支援でもとても大切になります。

「そう言われても自分の子どもはどうなのか分からない…」

「そういえばこんなことがあったけど、どうなのか？」

「たしかに書いてあることに当てはまる。」

そう思われた方はまず、

無料の初回面談でぜひお話を聞かせて下さいね＾＾

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