相談するのはハードルが高い!?と思ったことがある方に知ってもらいたいたったひとつのこと
こんにちは。不登校支援センター名古屋支部の伊藤です。
今回は「相談する」ということについてお話しますね。
先日、所用で普段はあまり利用しない類のお店に行ってきました。
まずは相談したいと思ってお店を探して、ここに行こう!と決めるまでは早かったのですが、実はそこから実際に足を向けるまでとても悩みました。
なによりも普段利用していないお店にいきなり相談に行くというのが心のハードルをあげていて・・・
- すぐに購入というよりは相談したい
- できればじっくり相談したい
- お店の人は買うと思って接客されるのでは・・・
- そもそも初見の私が足を運んでも大丈夫なのかな
考えれば考えるほど足が重たくなり、実際にお店に入るまでに何日かかかりました。
さいごは「えいやっ」という気持ちで暖簾をくぐったら、とても親身に相談に乗っていただき無事に目的も果たすことができました。
お店を出るときに「困ったらまたいつでも相談してくださいね」とお声かけいただいたときに、
このお店に行こうと決めた理由のひとつは「お気軽にご相談ください」と書いてあったからだった・・・ということを思い出しました。
「困ったら相談してね」はけっこう難しい?
「困ったら相談してね」
これは子どもに限らず大人に対しても、さまざまな場面で飛び交う声かけです。
ですが、相談する側からすると、実はけっこう難しいかもしれないですね。
というのも、そもそも「相談」を重くとらえているしまっている人も多いのではないでしょうか。
- こんなこと聞いて大丈夫かな
- 呆れられないかな、馬鹿にされないかな
- この悩みはこの人(この専門機関)で合っているのか
- もしかして見当違いなことをしてないかな
悩みを抱えて困っているのに「相談すること」が新たな悩みになってしまうことも・・・まさに先日の私自身のように・・・
「相談する」は難しく考えなくても大丈夫
とくにカウンセリングなど心の悩みを相談することは、学校や職場のことなど自身の生活そのものについても深くかかわってくるため、相談することそのもののハードルを高く感じがちです。
だからこそ私たちカウンセラーは、ご相談の内容が私たちで対応できるものなのか、他の専門機関につないだ方がいいのかという判断をしています。
たとえ、私たちがお力になれないことがあったとしても、そのお悩みを解消する専門家を提案することも可能です。
「相談する」
ちょっと勇気のいる行動かもしれませんが、少しでも安心して最初の一歩を踏み出していただけたらと思っています。
まずは一度、お気軽にご相談の機会を活用してみてくださいね。
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