人生の春は『感謝を伝えること』によって訪れるお話
こんにちは、不登校支援センター名古屋支部の寺本です。
5月も終わり段々と暖かくなってきていることから、夏の予兆を感じますね。
タイトルを見ていただいたとき「もう春終わるよ!」と突っ込んだのではないでしょうか。
季節の変わり目で気分が落ち込み、どう学校生活を送っていけば良いのか悩まれている学生が多いと聞きます。
そんなお子さんを持つ親御さんに対して気持ち的に春を訪れさせるためにはどう接したらよいか、お話をしていきたいと思います。
日常でありがとうと伝えることの大切さ
今回は、お子さんに楽しく学校生活してもらうためには「ありがとうと伝える」ことが1つのアプローチであるというお話をしたいと思います。
新学期が始まって約2か月がたち、進学・進級をされたお子さんの中には新しい環境にワクワクしている子もいれば、勉強や友達関係で不安になっている子もいます。
どちらにしても今後楽しく学校生活を送ってもらうためには、いかに【勇気を持って】過ごしてもらうかが重要となってきます。
なぜ勇気を持つことが必要なのか
ここでご紹介したいのが、アドラー心理学の「勇気づけアプローチ」です。
ここで言う勇気とは「あらゆる人のココロの中にある行動を生む力」のことです。
例えば、ちょっと一歩踏み出してみちゃおうかな~、といった感じです。
このようなチャレンジ精神があると、日々を楽しく過ごすことができますよね。
Q. では、どうしたら勇気を持つことができるか?
A. 人は、自分に価値があると思えたときにだけ勇気を持つことができます。
Q. では、どうしたら価値があると感じてもらえるか?
A. 人は、「わたしは他者に貢献できている」と思えたときにこそ、自らの価値を実感できます。
そして、
人は、自らが他者に貢献できたことを知るのは、感謝の言葉を聞いたときです。
というのがアドラー心理学の答えです。
日常生活でお子さんに何かしてもらったとき、積極的に「ありがとう」と伝えてみてください。
そのために、こちらから何かちょっとしたお手伝いをお願いしてみるのも良いかもしれないですね。
本日のお話のまとめ
- 楽しく過ごすために勇気が必要
- 勇気は、価値があると感じたときに持つことができる
- 価値は、貢献できていると思えたときに実感できる
- 貢献できたと知るのは、感謝の言葉を聞いたとき
以上、楽しい人生にするためにぜひ参考にして頂けたらと思います。
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