お悩み解決「一問一答」不登校解決現場レポート

「新学期こそ良いスタートを」と思ったときに知っておいて欲しいこと

こんにちは。不登校支援センター名古屋支部の伊藤です。

春がすぐそこまでやってきましたね。

今回は、春を迎えるときに知っておいて欲しいなと思うお話です。

ひとつの年度が終わって、新しい年度が始まるこの時期、ご家庭によっては気持ちがソワソワ、落ちつかないこともあるのではないでしょうか・・・

新学期に登校する?できる?

親御さんの気持ちとしては、新学期から登校するのか?できるのか?ここに一喜一憂させられてしまう季節ですよね。

始業式や入学式、学校でのイベントでも「新学期、いいスタートをしたいですね!」と耳にすることもありますね。

この言葉、どんな風に感じますか?

別に悪い表現ではないし、間違ったことを言っているわけでもないですよね。

確かにいいスタートができたら、これから先もよさそうな感じがします。

ですが、気をつけたいこともあるんです。

スタートへのこだわりには要注意

いいスタートができるかどうか・・・

これは、その時その瞬間までどうなるかわからない未来への期待と不安の気持ちでもありますよね。

もし、スタートがうまくいかなかったらどうなるんでしょう?

確かに、短距離走だと不利になることもあるのかもしれないですね。

ですが、スタートにこだわりすぎると、なにをしてももう無理だ!という思いに囚われてしまいます。

それはとてももったいない・・・

学校生活というのは4月に始まって3月に終わるまでが1学年、学校や学年によってそれを複数回繰り返すわけですよね。

ですから、ここは

短距離走ではなくてマラソンだと考えてみましょう!

フルマラソンならどんなペースで走りますか?

フルマラソンを走る時、みなさんだったらどんなペースで走ろうと思いますか?

  • 同じペースで走りたい
  • ラストスパートしたい
  • やっぱりスタートダッシュしたい

きっと走る人の数だけ答えがありそうですね。

とはいえ、50m走のスピードで走り続けられる人はいないのではないかなと思います。

短期的なスタートの様子だけに的を絞るのではなく、

「さぁ、ここから1年のマラソンが始まるぞ」という気持ちで、

スタートダッシュにこだわりすぎずに1年の始まりを過ごしたいですね。

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