お悩み解決「一問一答」中学生の不登校小学生の不登校高校生の不登校

新学年を迎えるお子さんが今思うこととは🌸

皆さん、こんにちは。

不登校支援センター東京支部の園田です。

いつも不登校支援センターのブログをお読みいただき、ありがとうございます。

少しずつ寒さがやわらぐ季節になり「春」を実感することも増えてきましたね。

皆さんにとって「春」と聞くと何を思われますか?

親しい方との別れ、新しい出会い、新天地への期待などが挙げられるでしょう。

私も春について考えると、色んな気持ちが蘇ってきます。楽しかったことも、悲しかったことも。

では皆さんのお子さんはこの時期にどのようなお気持ちなのでしょうか。

本日は皆さんと一緒に覗いてみてみましょう!!

お子さんにインタビューしてみました!

質問内容:「この時期に一番思うことは何ですか?」 対象者:20名のお子さん

実際に上記の内容でお子さんにインタビューをしてみました。

すると20名中16名のお子さんが「4月のクラス替え」について答えてくれました。

答えてくれた内容は…

  • 今の友だちと別れるのが嫌だ…
  • 次も苦手な先生だったらどうしよう…
  • 新しく人間関係を作るのがめんどくさい…
  • 新しいクラスに馴染めるの不安だ…

というものでした。

どちらかと言うと全体的に不安を感じているお子さんが多い結果となりました。

もちろん新しいクラスに変わり現在の状況から好転することもあります。

しかしここで親御さんに伝えたいことが「お子さんが好転を望むことで頑張り過ぎる」

いうものです。

上記のような不安を持つお子さんは環境を変えるために「○○しなければならない」

ついつい考えがちになってしまいます。

友だちと仲良くしなければならない、勉強を頑張らなければならない等、自分に負荷を

与えてしまうケースが多くあります。

もちろん「挑戦する」ことは大切です。しかし挑戦する姿勢からそれらを義務感として

捉えてしまうとプラスの作用もマイナスの作用に変わってしまいます。

ではこの時期に親御さんはどのようなお声掛けが大切か一緒に考えて行きましょう!

この時期だからこそ大切なお声掛けとは?

先ほどもお伝えをしましたが、この時期のお子さんは4月からの新生活に「不安」

抱くケースが多いようです。

そのため、お子さんの自己肯定感を高めるポジティブな対応がポイントになります。

例えば…

①お子さんが出来ていることを伝える

→ 4月の学校生活で「○○しなければいけない」と義務感を抱くお子さんが多くいる中で、

しなければいけないことよりも今出来ていることを伝え、褒めてあげることが大切です。

この時期だからこそ現在の自分を受け入れられるかどうかが重要になります!

②お子さんへのちょっとした「お声掛け」

→ 新しい環境に入ることはお子さんだけではなく、大人でも緊張しストレスのかかる局面

になります。そういった中でそのような緊張・ストレスを受け止めてくれる親御さんの存在を

お子さんに見せてあげてください。

お子さんが「何か伝えたい様子」であった場合は、一言声を掛けてあげていただければと

思います。「何かあった?」とそっと伝えてあげてください。

ついつい自分自身で解決をしようとして、頑張りすぎると過度なストレスがお子さんに

かかってしまいます。

③「休ませる」選択肢を持つ

→ 私が実際に担当しているお子さんに話を聞くと、「4月から毎日行かないといけない」と

考えていることが多いように感じます。

今まで休んでいたことの焦りを感じたり、新しい環境に挑戦したりなどついつい自分を追い込んで

しまうことも多いかと思います。

そこで無理をせずに「休ませる!」という選択肢は捨てないでいただければと思います。

その対応があるかないかでお子さんの気持ちの持ち様は大きく変わるかもしれません。

休むかどうかをお子さんにぜひ、選択させてあげてください!

最後に…

4月からの新学年を迎えるに当たってお子さんの「緊張」は少しずつ高くなります。

新しい環境に挑戦する気持ちは大切ですが、一歩ずつ自分のペースが何よりも大切です。

親御さんもどうか焦らず、お子さんと同じ歩幅で進んでいきましょう!

4月からの準備について、親御さんが抱えている不安をぜひカウンセリングを通して、

少なくしていきませんか?

初回面談でお待ちしておりますのでお気軽にご連絡くださいませ。

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