からだもこころも整える、セルフケアに大切な考えかた
こんにちは。不登校支援センター名古屋支部の伊藤です。
私は日常的な運動の習慣もなく、身体も堅い、肩や腰や首にいつも何かしらの痛みを感じるため整体の先生のところに足を運ぶことも多いのですが、そんな整体の先生から教わったことがあります。
からだを整えるプロである整体の先生が教えてくれたこと
あるとき腰の痛みがひどくなってしまい、久しぶりに整体の先生にお会いしたときのことです。
先生からこんなことを言われました。
「片足が3cmくらい短くなってますよ。からだが歪んでバランスが取りづらくなって、痛みが出ているのでしょう」
施術をしてもらいながら「軸足はどっち?」ときかれましたが、自分の事ながらまったくわからず。
そんな私に先生は、
- 自分の軸足やクセを知っておくと、対処しやすいよ
- 例えばいつも右を向いて座ることが多いなら、左を向いて座ることもする のようなことを意識するだけでも違うよ
とアドバイスをしてくださいました。
整体の先生からこのようなアドバイスをいただいて
「なるほど、確かに言われてみれば カウンセリングでも 軸足ってあるなぁ」と思いました。
カウンセリングにおける軸足とは?
それは 自分軸 と 他人軸 という考え方です。
自分軸とは 自分を基準に物ごとを捉える こと
他人軸とは 他人を基準に物ごとを捉える こと
たとえば、ちょっと忙しくて疲れてしまったな・・・と思ったときにも
自分軸 → 美味しいものでも食べに行こう!
他人軸 → あの人に私の愚痴を聞いてもらおう!
といった具合に違いがあります。
この軸足、大切なことはどちらも必要ということなのですが、
今の自分がどちらの傾向が高いかを知ることで、
- 他人軸の対処が多いなら 自分軸を意識してみる
- 自分軸の対処が多いなら 他人軸を意識してみる
というチャレンジもできそうですよね。
からだと同じでこころも、どちらかに偏ってしまうと歪みが生じて、痛みが発生したりします。
その痛みが発生することで、
- 不登校
- 非行
- 家庭内暴力
- 自傷行為
といったストレス対処行動が現れることも少なくありません。
ここで適した対処行動が取れるようになることは、不登校支援のカウンセリングにおいても大きな目的のひとつとなります。
カウンセリングは 「こころの整体」
整体と同じく、自分の軸足を知っておくこと って思った以上に大切だと思います。
からだは整体やお医者さんで整えますが、こころはカウンセリングで整えませんか。
関連ワード: カウンセリング , からだ , こころ , ストレス , セルフケア , バランス , 不登校 , 不登校支援センター , 他人軸 , 家庭内暴力 , 支援方針 , 整う , 整える , 整体 , 目的 , 自傷行為 , 自分軸 , 自己理解 , 非行