新学年に向けて、いまできること
こんにちは。不登校支援センターです。
こちらは過去記事となります。皆様の日々のかかわりのご参考になれば幸いです。
まだまだ寒さは続く中ですが、だんだんと春に向かっていく時期ですね。
今回のブログでは、新学期に向けた心構えなどについて考えてみたいと思います。
新学期、新学年を前に・・・
みなさんは、新学期や新学年を前にいまどのようなお気持ちでいらっしゃるでしょうか。
親御さんの中には、
「新学年からがんばって学校へ行ってほしい」
「クラスが替われば行けるはず」
と信じて見守っておられる親御さんもいらっしゃるかもしれません。
また、子どもたちも同様に、
「新学年からはがんばって学校へ行くぞ!」
と、気持ちを前向きに春を待つ子どもが多くいます。
親子共に、
ドキドキワクワク、緊張も不安も感じながら過ごす季節かもしれないですね。
この時期の注意点
4月からに望みをもつことは、子どもが動くきっかけに繋がることも多く、
「新学年」というのはもちろん大切なチャンスです。
でも・・・
「じゃあ4月までは何もしないでいいや」では、もったいないかもしれません。
新しい区切りと同じくらい、「いまの学年の締めくくり」が非常に大切になってくることを
子どもや周りが理解していけるといいなと思います。
始まりへの第一歩
4月からの始まりをイメージしたとき、子どもはどんなことが不安に感じそうでしょうか。
●勉強が遅れていて授業についていけないかも
●人と会うのがこわい
●昼夜逆転になっているから朝起きれるかな
などなど、お子さんによって不安に思うポイントはさまざまです。
不安を煽るわけではなく、お子さんの気持ちを周囲も理解しながら寄り添ってあげることがこの時期には特に大切になります。
その上で、
●これまでがんばってきたことを改めて振り返る
●「不安を少しでも和らげるにはいま何ができるかな?」という作戦を一緒に考える
●取り組めそうなことからチャレンジしてみる
などがいまの時期にできると、少しでも自信や勇気をもって4月に向かえそうですよね。
春からいいスタートを切るために
「今年度をどうやって締めくくれたらすっきりできそうかな?」
「いまどう過ごせば安心して4月を迎えられそうかな?」
この時期なにができるだろう、と不安に思った際には、
そんな視点で子どもたちと関わってみてくださいね。
「新学期になってから行けるかどうか様子を見よう・・・」と思っておられる際には、
新学期の前に、ぜひ一度支援センターへご相談していただけたらと思います。
スタートの区切りの前の大切なステップを一緒に考えていきましょう。
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