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親子だからできること、親子だから難しいこと

こんにちは。不登校支援センターです。
こちらは過去記事となります。皆様の日々のかかわりのご参考になれば幸いです。

だんだんと涼しくなってきて、秋に向かっていることを感じる今日この頃。

季節の変わり目は風邪を引きやすいので、みなさま体調にはくれぐれもお気をつけくださいね。

今回は、日々のご家族とのカウンセリングの中で、カウンセラーの私が感じることについてお伝えしたいと思います。

親御さんの気持ち・・・

学校に足が向かないお子さんを見たとき、

親御さんはどのように感じていらっしゃるでしょうか。

・「怠けていないで早く行きなさい」とイライラする

・「どうして行かない/行けないんだろう」と不思議に思う

・「まずはゆっくり休もうか」とゆっくり受け止める

などなど、親御さんによっても感じ方やそのときの気持ちはさまざまおありかと思います。

実際にカウンセリングでお話をしていても、

焦り、もどかしさ、怒り、悲しさ、冷静さ・・・など、

ご家族によって受け止め方はそれぞれであることを感じています。

その中で、時折親御さんからは、

「子どものことがわからなくて情けない」

「自分の子どもなのに何も気持ちを聞き出せなくて不甲斐ない」

といったお気持ちもお聴きすることがあります。

カウンセラーと子どもとで学校の話をしたことを報告すると、

「本当は親である私がしっかりそういった話をしないといけないのに申し訳ないです・・・」

と謝られる親御さんもいらっしゃいます。

そういった親御さんの言葉からは、

お子さんと向き合おうとされていらっしゃること、

その中でお子さんとの向き合い方ややりとりに難しさを感じていらっしゃる気持ちが伝わってきます。

一方で、カウンセラーとして私が感じることとしては、

それは、「親御さんの力が及んでいない」などではなく、

「親子だからこそ難しいこと」もあるのではないかということです。

親子だからこそ難しいこと

このブログを読んでくださっている親御さんも、

ご自身の中高生時代などを振り返っていただくと、

ご両親に話さずにいたこと/話せなかったこと が多かった、という方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。

一番近くにいる存在だからこそ、

例えば照れ臭かったり、「どう思われるだろう」と考えてしまったり、

「心配かけたくないから黙っておこう」という気持ちがあったり。

ときには、「この気持ちは自分だけの心の中にしまっておきたい」という自立に向かう気持ちからくるものもあり、

それは心の成長には欠かせない過程の一つでもありますよね。

ずっと近くで支えているご家族だからこそ見えること・できることがあるのと同時に、

だからこそ難しく感じること・第三者のサポートが必要となること、もあると考えています。

それぞれの視点から子どもをサポートすること

カウンセリングでは、

親御さんにしか見えない子どもの一面、親御さんしか知らない子どもの日々のことをたくさん教えてください。

そこには、一番そばで支える親御さんだからできる声かけや接し方を考えていくヒントがたくさんあります。

反対に、身近だからこそわからない部分は、

私たちカウンセラーから見える子どもの状態や様子、心理面などを共有することで、一緒に理解していけたらと思っています。

例えば、そのほかにも学校の先生だから見えている一面、習い事の先生だから見えている一面・・・

など、第三者からの視点というのはさまざまありますので、

それぞれの立場から見た子どもの姿を共有しながら役割分担やサポート体制を組んでいけると、

ご家族もよりお子さんへの支援を安心して考えやすくなります。

お子さんのことを一緒にサポートするために、私たちカウンセラーがいます。

「子どものことがわからない」

「家族だからこそ難しいことがある」

と感じられた際には、お気軽にご相談くださいね。

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