親として「対応を間違えたのかもしれない」そんな気持ちのときに知って欲しいたったひとつのこと
こんにちは。不登校支援センター名古屋支部の伊藤です。
夏休みが終わり、長い長い2学期もそろそろ1か月が過ぎる頃ですね。
もしかしたら夏休み明けからお子さんが学校に行けなくなってしまった、という状況の方もいらっしゃるかと思います。
ある日子どもが不登校に・・・その時あなたはどうしましたか?
先日、とあるテレビ番組で不登校の子どもへの対応について取り上げられていました。
親御さんが、ご自身の対応について「これまでの自分の対応で、子どもが学校に行けなくなってしまったのではないかと、後悔の気持ちが強かった」とお話されていました。
支援センターでも、
「親として何とかしてあげたいと思って
- 「学校に行きなさい」と子どもを引きずって連れて行こうとしたけどダメだった
- 「今行かないと将来困るよ」と話してみたけど子どもは動こうとしなかった
など、できる限りの様々な方法を試して、万策尽きて相談に来ました。」
そういったお話をうかがうことは少なくありません。
そして、そんな親御さんの多くがご自身の対応に後悔の念をいだいていらっしゃるのです。
子どもたちの思いは・・・
子どもたちの思いは様々です。
- 宿題ができてなかった
- 学校の雰囲気が合わない
- 朝起きられなくなってしまった
たしかに思いは様々ですが、「それ(原因)があるから学校に行けない」と思い込んでしまっていることがとても多いのです。
これは、子どもたちが一番自分を納得させられる方法を無意識に選んでいる状態ともいえるのです。
そんな時に親御さんも一緒になって
「私たちがこうしていれば子供は不登校にならなかったのかもしれない」
という後悔の念にとどまり続けてしまったとしたら…
それはとてももったいないことではないでしょうか。
原因探しや後悔の気持ちを、立ち止まるために使うのではなくて、次に活かすために使いましょう。
後悔のその気持ちを持ったからこそ、それを上手に生かして行動を起こしてみませんか?
大切なことは「今まで」ではなくて「これから」
一生懸命子どものことを考えてきたからこそ、そのチャンスを手に入れることができた!
そんな風に思ってみてください。
いま感じていらっしゃる後悔の気持ちも、きっとこれからのために大切なヒントになると思います。
お一人で抱え込まず、ぜひ一度初回面談にお越しくださいね。
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