お子さんに、初めて「学校に行きたくない」と言われたら・・・④
こんにちは。 不登校支援センター東京支部の本沢裕太です。
9月になりましたね。
まだまだ暑い日が続きますが、お子さんのご様子はいかがでしょうか。
休み明け行き渋るお子さんもいらっしゃれば、一見普通に登校している子もいます。
ですので、忙しない時期ではございますが、お子さんの深層心理にも気を配りながら、様子を見ていけたらと思います。
さて、前回のブログでは、お子さんの「学校に行きたくない」という気持ちを否定せずに聞いてもらうということが大切だとお伝えさせて頂きましたね。
https://www.futoukou119.or.jp/blog/20230823/22911
今回は、お子さんの気持ちを聞いた後、どうしたら良いのかについてお伝えしたいと思います。
お子さんのことを知る
まずは、現在お子さんがどういった心理状態なのかを詳しく知るということが、今後の支援を考えていく上でとても重要だと考えております。
例えば、対人面ですと
- ご家庭でのお子さん
- 学校でのお子さん
- お友達と一緒の時のお子さん
- 第三者と関わっている時のお子さん
など、様々な側面をお持ちでしょうし
行動面ですと、
- 好きなことに向き合っているとき
- 嫌いなことに向き合っているとき
- 初めてのことに取り組んでいるとき(取り組もうとしているとき)
- 慣れていることに取り組んでいるとき
など、それぞれどのように行動されているのかも様々な側面をお持ちだと思います。
そういったお子さんの側面を知っていくことで、お子さんのストレス要因やストレス耐性、コーピング(取りやすいストレス対処)などが分かってきます。
お子さん自身も、
どういった状況でどんな気持ちになるんだろう
また、それはどういった価値観を持っているからなんだろう
と、自己理解を深められることにも繋がります。
ご自身を理解していくこと、また他者からも理解されること、それが安心感にも繋がり、心理的な安定にも繋がります。
安定した状態が継続できていると、自己実現に向けての自発的な行動が起こりやすくなります。
お子さんの心理状態を詳しく知るためのお力になれればと思いますので、是非無料面談をご利用ください。
関連ワード: カウンセリング , コミュニケーション , ストレス , 不登校 , 不登校支援センター東京支部 , 価値観 , 対人 , 新学期 , 相談 , 行動