不登校を解決する為に本当に大切な3つのこと
皆さん、こんにちは。
不登校支援センター 横浜支部の庄子です。
夏休みに入りましたが、皆様如何お過ごしでしょうか?
暑さが増す一方、夏バテして無いでしょうか?
さて、今回のお伝えさせて頂く内容は「不登校を解決する為に本当に大切な3つのこと」です。
不登校の子どもを抱えると、何が大切か分かり辛くなりますよね。
不登校の専門家として、本当に大切な3つのことをお伝えさせて頂きます。
不登校になったら、「待ち過ぎ」「刺激し過ぎ」に注意
不登校の子どもに対して、最も多いのが、「見守る」や「こころのエネルギーが溜まるまで待ちましょう」です。
実際に、上記の様な言葉を掛けられることやインターネットなどで見る機会は多分にあると思います。
しかし、どの状況でも「期間」が明記されることはありません。
また、逆に「待ってはいけない」という様な焦らせる言葉を目にすることがあると思います。こちらに関しても、ネガティブ言葉で誘発を促している為、実際にどっちが良いのか分からなくなりますよね。
大切なことは「見守り過ぎない」「刺激を与え過ぎない」ことになります。
特に、子どもによって性格は違います。だからこそ、その子のことを把握する上で、適切な声掛けやアプローチをすることが一番大切です。
本当に不登校の状態を把握する為にはインターネットの情報に頼り過ぎず、その子に合った支援体制を取ることが大切です。
適切な刺激を与えること
先程のお話にも通じますが、「やり過ぎる」のでは無く「適切」がとても大切になります。
筋トレを例えにすると、筋肉に刺激を与え過ぎると痛めてしまい、その度合いによっては骨にまで影響が出てしまいます。
逆に筋肉に刺激を与えないことは筋力が落ちてしまう為、最悪の場合は使いたい時に力が入らなくなります。
不登校の場合、これらの状態をどちらか一方にやり過ぎてしまい、動けなくなることが多くあります。その為、次第に無気力になり、大人側も何をすれば分からなくなることが多いです。
つまり、筋トレにおいても同じことが言えますが、今の自分に合ったトレーニングメニューを作る様に、自分に合ったトレーニングメニューを考えて作る必要があります。それが「適切なトレーニング」になる為、その子どもに合ったやり方になります。このやり方を行う事で、自分が目指しているフォルムに近づけることになります。
ただし、不登校の子どもは「自分に合ったやり方」を探すこと、見つけることが苦手です。
「居場所や相談先」をつくることと「余裕」をつくること
最後は居場所や相談先をつくることになります。不登校の子どもは真面目な性格や一人で抱え込む性格の子が多いです。全てを一人でどうにかしようと奮闘する傾向にありますが、解決することが困難な場合が多く、居場所や相談先をつくることが大切です。
誰かに相談すること、話をすることが心の整理にも繋がります。心の整理がつくようになると次への一歩を考える様になります。
不登校の子どもは休んでいるとは言え、心に余裕が無い状態の方がほとんどです。余裕をつくる為には心の整理が必要になります。
不登校支援において、何もしないことや過度な刺激を与えることは、この「余裕をつくること」に反した行動を取っていることになります。
今の支援体制が子どもと適度な距離感なのか?を見て頂けると幸いです。
子どもが相談をすることが出来る為の準備として必要な事
如何だったでしょうか?
この3つのことを実行する為に必要なことは「親御さん自身の居場所・相談先がある」ことになります。不登校の子どもと接している場合、基本的には親御さんも余裕が無いことが多くあります。
その為、ストレスを与えるか?それに疲れてしまった場合、放任することがあります。これですと、0か100の対応になってしまいます。これでは解決することに繋がりません。だからこそ、親御さんのカウンセリングから始めることが最初に必要となる場合もあります。
親御さんの余裕が無い場合、先ずは余裕をつくることから初めて頂けると幸いです。
私達は不登校支援の専門家になります。
お気軽にご相談頂けると幸いです。
皆様からのご相談を心よりお待ちしております。
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