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夏休み中考えたい『二学期の過ごし方』

こんにちは。

東京支部の椎名愛理です。

夏も本番、子供たちは夏休みですが、大人はそうはいかず皆さん暑い中お忙しく過ごされているかと思います。

本日は、夏休み中に考えたい二学期の過ごし方について、お話しようと思います。

これから来る二学期を、一学期と比較して考えてみましょう。

一学期と二学期の違い

一学期と二学期の違い、それは新鮮味です。

一学期は新しいクラス新しい先生、場合によっては学年が違うだけではなく学校自体が新しくなり全てが新鮮だったことでしょう。

新鮮さと聞くと、わくわくした高揚感や良いイメージを感じるかもしれません。しかし、人によっては新しい事は苦手、先が見えないことは不安と感じ緊張感が大きい時期でもあります。

お子さんたちの中には、一学期の新鮮さに後押しされ「できる気がする!」「学校生活を楽しもう!」と行動に勢いがついた場合もあれば、「一学期の新しい環境が不安で、中々足が向かなかった」という場合もあるのです。

そうした良くも悪くも新鮮味が強かった一学期が、夏休みを挟んで「当たり前の二学期」になってきます。

二学期にも、定期テストがあったり、学校行事があったりと学校関連のイベントごとはやってきます。

しかし、どれもなんとなく「一学期の繰り返し感」がありますね。

クラスの雰囲気もなんとなく分かった。先生との相性や、学校行事の際のみんなの温度感も大体想像がつく…。

そうなると、一学期にあった新鮮さが薄らぎ同じことの繰り返し感から疲れや、いつまでこれを続けていればいいのかといった先が見えない不安がやってくることも…。

小さな給水ポイントを大切に

また二学期は、他の学期に比べて期間が長く、次の長期休みまで走り切れるのか…まるでマラソンじゃないか…といった不安を感じるお子さんもいらっしゃいます。

「もうゴールデンウィークも終わったし、夏休みもないし。次は冬休みだけど、まだ先だし…」

お子さんの気持ちとしては「次の給水ポイント(ほっと一息できる時間)が先過ぎて、これは大変だ」といったものなのでしょう。

そんな時、目標となるゴールを短くしていただくことが、とても大切になります。

例えば「次の長期休みまで、また3か月以上ある」と考えるよりも「9月後半に祝日がある」と考えた方が、少し気持ちが楽ではないでしょうか。

もっと短いゴールを考えるならば「今日家に帰ったら○○をしよう」と、その日の中で自分の気持ちを整えたり、リラックスできる時間をイメージして一日のやる気を保つお子さんもいらっしゃいます。

一学期と同じことの繰り返し感が強く、疲れが出やすい二学期ですので、より「どこに給水ポイントを設けるか」を意識して過ごしてみてくださいね。

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