学校をお休みしているとき、どう過ごせばいいの?
こんにちは。不登校支援センターです。
こちらは過去記事となります。皆様の日々のかかわりのご参考になれば幸いです。
暑い日がまだまだ続きますが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。
本日は、カウンセリングの中でもよくテーマにあがる、
「学校を休んでいるとき、どう過ごせばいいのか」について考えてみたいと思います。
親御さんとしてのもやもや・・・
この「学校を休んでいるとき、どう過ごせばいいのか」というテーマについては、
子ども自身よりも、親御さんが悩まれているケースが多いかと思います。
●テレビやゲームばかりで、他になにかできることを見つけたほうがいいのか、
いまはそっとしておいたほうがいいのか・・・
●友達と遊びに行きたい、と言うけど、行かせてもいいものか・・・
●少しくらい勉強のことを声かけたほうがいいのか・・・
など、どのようにお休みを過ごすよう声をかけようかと頭を抱えているんです、というお話をよくお聞きします。
お休みの期間をより前向きなものにするためにはどのような過ごし方がいいのか、
悩んでしまいますよね。
お休みする中で大切なこと
お休みする中では、心を休めながらエネルギーを溜めていくことがまず大切になります。
(「心のエネルギーが溜まるまで見守りましょう」その言葉に不安を感じている方への過去ブログもぜひご参考ください)
自分らしく過ごせること、充実感がもてる経験、気持ちを発散できる過ごし方を存分にしてもらいたいなと思います。
また、「心身相関」という言葉がある通り、
心と身体は相互に作用しあっている関係とも言われています。
心が回復に向かっても、身体が元気でないと気持ちも前向きにはなりづらく、またその逆も然りです。
心も身体もしっかり休めてエネルギーが溜まると、動く力が沸いてきます。
当たり前のように感じられるかもしれませんが、
過ごし方を考える上では「心を休めること」と「身体を休めること」、
この両方を大切にしてほしいのです。
心と身体を回復させるために
「これをしたほうがいい」「これはしてはいけない」を考える一歩前に、
いまの過ごし方をお子さんと一緒に振り返ってみていただけたらと思います。
「テレビを見たりゲームをしたりして、気持ちが楽になっていそうだな」
「楽しいことをするのはもちろん大事だけど、やりすぎは身体が疲れちゃうから、
身体を休めるためにはどうしようか」
「心も身体もしんどくならないくらいの勉強の量ってどのくらいかな?」
など、お子さんの感じ方も聞きながら一緒に過ごし方を考えていけると、
よりお休みを無理なく充実した時間にできそうですよね。
もちろんお子さんの心理状態や段階によって、休み方や周囲のサポートというのも変わってきますので、
悩まれることがありましたらいつでもカウンセラーにご相談くださいね。
関連ワード: カウンセリング , 不登校 , 不登校支援センター大阪支部 , 休み方 , 心のエネルギー , 心身相関 , 相談 , 過ごし方