不登校解決現場レポート中学生の不登校小学生の不登校高校生の不登校

「不登校だから○○」が口ぐせになっているときに知って欲しいこと

こんにちは。不登校支援センター名古屋支部の伊藤みゆきです。

先日まで感じていた春の陽気から、だんだんと日差しが気になる時期に差し掛かってきましたね。

私たちの生活はいつの間にか「コロナ前」「コロナ後」なんていう言葉で表現されるようにもなってきました。

この「○○前」「○○後」という言葉から、ふと思い出した以前のブログでお話した内容を、

もう一度お話させてくださいね。

あるとき突然「不登校」を意識させられる

ある日、子どもが学校に行けなくなってしまった

その日から突然 不登校 を意識させられてしまう。 

子どもも周りも 不登校 であるという事実に支配されてしまう

すべてが今までとは違う気にもなってしまいますよね。

これは、大人だけではなくて、子どもたちも同じです。

大げさな言い方かもしれませんが、

いつの間にか「不登校」に支配されてしまったような気持ちになるんです。

こうなると、親御さんも子どもたちもすべてを 不登校 に結びつけて考えてしまいます。

  • 朝起きられないのは 不登校だから
  • 勉強が嫌になるのは 不登校だから
  • 親に反抗するのは 不登校だから
  • ゲームばかりするのは 不登校だから

・・・なんだかみんなが疲れてしまいますよね。

 不登校でも必ず「何気ない日常」は存在します

こんなときに大切なのが 何気ない日常 を見つけることなんです。

私たちの暮らしというものは、すべてがつながっているように見えて、

ひとつひとつの出来事の集合体のようなものです。

「何気ない日常」と「いつもと違うこと」のどちらもが存在しているわけですから、

笑顔で過ごせる時もあれば、眉間にしわを寄せることもありますよね。

その時々でいちばん臨場感がある感情が表に出てくるといわれています。

ですから

朝になると学校に行くことの臨場感が表に出て、身体症状が出てくる

それなのに

お昼過ぎ頃はゲームを楽しむことの臨場感が表に出て、楽しそうにゲームをしている

なんていうことも。

そんなときに「不登校なのに楽しそうにゲームをしている」というよりは

「ゲームをしているときは日常と変わらないで過ごすことができているな」

と捉えてみることも大切です。

さいごに

不登校はとくべつなことではなく、日常に起こる波のひとつです。

すべてのことを 不登校だから と、大波にしてしまうことで余計に対応が難しくなります。

家族みんなで大波にのまれてしまっているのであれば、対処を考えることも簡単ではないと思います。

もしそんな気持ちになったときには、お早めにご相談くださいね。

支援センターでは

の3つの相談方法があります。

今できることを一緒に考えていきましょう。

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