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【再投稿】新学期~GW明けを迎え、不登校をご相談頂くタイミングについて

こんにちは。不登校支援センター大阪支部の佐久真です。

本日は、以前にも触れたことのある、新学期を迎えたあとに、ご相談いただくタイミングについてのお話しをお伝えしたいと思います。

小学校から不登校だったが中学校では行けるかな?

とお思いの方や、

小学校で行き渋りがあったが、中学校でまた休み始めたらいつ相談にいけばよいのだろう?

と当センターにご相談頂くタイミングを迷われている方に向けて、お話ししたいと思います。

結論: ✖なるべく早く ⇒ 〇何日様子を見て相談に行く

上記の通り、相談機関というところはなるべく早くご相談にいらしてください、と漠然としたことをお伝えしがちですが、お越し頂くタイミングは〇月〇日が良い と不登校支援では、はっきり日時を決めることが出来ることもあります。

例えば【5/8(月)】のGW明けからの登校が不安をお感じの場合

①その週に行けるかどうかが自信がない、行けるかどうかわからない、とお感じの方

その週のご様子を見られて【5/8~14】のいずれかで、カウンセリングにお越し頂き、その情報をもとにどのような支援体制を作って置くべきかを、本人や親御さんやカウンセラーの意向を交えて話し合っておく必要があります。

②GW明けは取り合えず行けそうだが、その後が不安…とお感じの方

【5/13,14】の週末にカウンセリングにお越し頂き、5/15(月)以降の具体的な行動目標をお子さんが持っておきたいとお考えの場合は、話し合っておく必要があります。

カウンセラーと話す ”目的” は、気持ちを整理したり不安な気持ちに寄り添ってくれることを基本としながら、新学期にどんなことがあるのか、どう考え、どのように行動すればよいのかの情報を持っている為、その情報を知ったうえで一人で悩むのではなく、一緒に考えるということがカウンセラーと話すことで得られるメリットです。

③GW明け~5月末まで無理なく行けそう。本人も大丈夫そうと言っている場合

【5/27、28】の週末にカウンセリングにお越し頂き、感じたストレスや周りを伺って思ったことなどを詳しく話し合い、次週からは本格的に授業がスタートしていくことを踏まえて、
6月以降の学校や社会のストレスにどのように向き合うのかを話し合う必要があります。

平日の夕方以降でも良いのですが、大切なことは学校から一度離れて客観視して状態を確認する為にも、1週間以内にはお越し頂ければと思います。

ポイントは、まず最初の1週間過ごして感じたことを、お子さんが吐き出せる先を確保しておいたり、親御さんとしてもどのように対応すればよいのかを、情報を取っていただき気持ちの準備をしておいて頂くことが大切です。

④1学期中の日程は(休みながらでも)なんとかこなせるであろうとお感じの方

【6月中】に必ず一度お越し下さい。
例年4月から新学期が始まり、不登校が増えるGW明けに””まず感情からネガティブになり””
6月頃にはその感情の処理の為に ”休む” という行動が顕著になりはじめます。

新学期の4月はまだ緊張感もあり、休む方が目立ったりストレスになったりするので、登校を続ける子が多いです。ただ、目に見えないストレスは既に感じているので、言動として学校に行き渋ったり、学校に対するネガティブな発言が増えてくるのがGW明け頃になりますので、実際に休み始めてから相談されるのは対応が後手に回ってしまう為、是非とも5月~6月中にご相談下さい。

 

最後に

登校刺激(促しかけ、誘導、提案等)をしないで、子どもがどの程度 主体的に動けるのか を、見極める必要がある為、ある程度期間を決めて親御さんも意識して様子を見て頂く必要があります。

新学期、新入学の1週間目から朝かなりの時間をかけ起こして、親御さんに促されて登校したとしても、それは果たして本当に子どもの意識や頑張りだけで登校出来たのかは、分からない為、状態の見極めがしにくくなってしまいます。

子どもの不登校の段階や状態に合わせて、新入学・新学期の見立てをたて、期間を決めて意識的に様子を見てあげて下さい。

是非、上記のポイントをご参考にして頂き、良いタイミングでご相談にお越しください。

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