いまだから知って欲しい ホップ・ステップ・ジャンプ のおはなし
こんにちは。不登校支援センター名古屋支部の伊藤みゆきです。
今回は、この時期に、カウンセリングでお伝えすることについてお話しますね。
新学期は「スタート」を気にすることが多い
新学期が始まって少し経ちましたが、
いま、子どもたちはどんな様子でしょうか。
子ども自身は自分の状況をどんな風に感じているでしょうか。
- スタートダッシュの勢いそのままに走っている
- スタートしたものの少々ペースダウンしてきた
- そもそもスタートできていないように感じる
それぞれいろんな状況でスタートしているのではないかなと思います。
どうしてもこの時期は「スタート」を気にすることが多いですよね。
だからこそ、知っておいてほしいと思うことがあります。
それは・・・
大切なのは ホップ・ステップ・ジャンプ!
ホップ・ステップ・ジャンプと言われるように、
いくつかの段階を踏んで、新しい環境に慣れていくことは大切ですよね。
3つの段階をこんな風に考えてみるのはいかがでしょうか。
①ホップ → リサーチ
ひとつめの段階は情報収集です。
新しいクラスの様子といった物理的な変化や、自分の気持ちなどの心理的な変化に目を向けて、
「新しい」を知ることがポイントです。
②ステップ → 試運転
ふたつめは試運転。
ホップのリサーチを参考に、ありのまま、自分の気持ちに逆らわずにできることから始めてみましょう。
上手くいかないことも、トライ&エラーを体験することで次につなげましょう。
③ジャンプ → 本稼働
・・・ふと気づいた時に「あ、慣れてきてるな」と思えるくらいで十分です。
ステップの段階よりは少し能動的な自分でいる時間が増えてくるといいですね。
新学期だからこそ ホップ・ステップ・ジャンプ で!
始まりの時期を、こんな流れで考えられるといいなと思います。
いまは「ホップ」の時だな・・・
「ステップ」をどんな風に過ごそうかな・・・
など、ひとつひとつの段階を丁寧に確認しながら自分なりの新生活を過ごしてくださいね。
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