3学期をどう過ごす!?~こころのアイドリングのススメ~
こんにちは。不登校支援センター名古屋支部の伊藤みゆきです。
3学期に入って少し、そろそろ年度末が見え始めてきました。
学年の終わりを迎えつつあるこの時期に、どんなことに目を向けていけばいいのかな・・・と悩む方もいらっしゃると思います。
そんな3学期の過ごしかたについて考えるきっかけとなればと思います。
3学期は期間も短く、何をしたらいいのかわからない
3学期は期間も短く、何をしたらいいのかわからないという相談を親御さんから受けることもあります。
この時期に見据えて行きたいのは 4月をどのように迎えるか ということになります。
もちろん、4月のスタートをスムーズに!と思いますよね。
だからこそ知っておいてほしいこと、それは・・・
3学期は 『アイドリングストップしない!』 こと
自動車を運転する方には耳なじみのある言葉かと思いますが、アイドリング という言葉は 暖機運転 ともいわれますね。
近頃の自動車はそうでもありませんが、以前は寒い時期には自動車をスムーズに動かすためにエンジンをしっかり温めてから運転をし始めましょう、と言われていました。
私も自分の出発時間に合わせて少しだけ早めにエンジンをかけたりした記憶があります。出発直前にエンジンをかけるとエンジンが悲鳴を上げて、エンストしたり思うように走れなかったことを思い出します。
環境への意識が変わってきた今となっては、車のアイドリングはストップしたほうがいいのかもしれませんが・・・
話がそれましたが、4月にスムーズなスタートをするための準備に最適なこの時期に、エンジンを止めてしまうことはちょっともったいないな、と思うんです。
3学期には「こころのアイドリング」を
アクセルを踏むのに躊躇している子でも、3学期はむしろアイドリングから始められるというプラスもあります。
もちろんその中身はそれぞれです。
- 朝ご飯を食べよう
- 1日1回は玄関の扉を開けて外に出てみよう
- 問題集を開いてみよう
- 校門まで行ってみよう
- 友だちに会いに行こう
- 宿題をやってみよう
- 部活に参加してみよう
・・・などなど、できるだけ子どもが主導して考えることを意識してみてください。
車のアイドリングはストップしても、4月に動き出すためのこころのアイドリングはストップしないで欲しいなと思います。
こころのアイドリング、ぜひ心がけてみてくださいね。
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