お悩み解決「一問一答」中学生の不登校小学生の不登校

【子ども編】知らずに間違っている不登校対応とは?

皆さん、こんにちは。

不登校支援センター 横浜支部の庄子です。

いつも不登校支援センターのブログを拝読して頂き、誠にありがとうございます。

本年も宜しくお願い致します。

皆さんにとって、有意義な情報になる様、本年も努めて参ります。

さて、2023年、最初にお送りするブログは「【子ども編】知らずに間違っている不登校対応とは?」です。

前回のブログ「【親編】知らずに間違っている不登校対応とは?」も併せてお読み頂けると幸いです。

不登校の子どもは病気なのか?

よく、不登校になる子どもは頭や心の病気なのか?と問わる方が良くおります。心理的なものか身体的なものかは断定することが出来ませんが、心理的な場合で不登校になる際は身体に症状が出る方がほとんどであり、キーワードは「朝」になります。

心理的に学校へ行きたくないと思う子どもは

①頭が痛い

②お腹が痛い

③睡眠に関わること(寝れない、起きれない、寝たくない、起きたくない)

の3つが上げられます。ただし、内科的な問題の場合と大きく違うのは

「学校に行かなくても良い」と伝えた時

「もう行っても無駄」だと本人が決めつけた時

に症状が大幅に緩和され、スマホやゲームを見ることが出来たり、ご飯を普通に食べることが出来たり、起き上がることが出来たりして、普通に生活を送ることが出来ます。

また、土日や長期休みになると普通に生活をすることができ、症状が緩和される場合も多くあります。

つまり、身体的な病気の可能性は低く、心理的に学校を拒絶していることが言える為、心理的な治療が必要になります。

心理的な治療の最善策は「心のエネルギーを溜める」ことが大切か?

その上で、医療機関やスクールカウンセリングを受診された方の中で、良く耳にされる言葉が「心のエネルギーを溜める」だと思います。

では、心のエネルギーを溜めることが最善策なのでしょうか?

答えとしては「状況次第」です。

何故、状況次第かと言うと、例えばいじめや環境に依る疲労過多の場合は先ずは休むことが大切です。

しかし、いつまでも休むことで心のエネルギーが満タンになる保証もありませんし、満タンにする必要があるのか?です。

つまり、心のエネルギーを溜めることも大事ですが、エネルギー漏れを起こさない事も必要であるため、「最善策」とは言えません。

心のエネルギーを溜めるだけでは不登校対応としては不完全になる為、溜めることを「維持」⇒「運用」して行くことが望ましいと言えます。

長期休み前と後の行動の仕方に注目を!

不登校傾向の子どもは長期休み前と長期休み後の行動の仕方に注目をして頂ければと思います。

不登校の子どもは長期目標を立てることがとても苦手であり、短期目標を立てることは何とか立てることが出来ます。

この条件を踏まえた上で、長期休み前になると「少しでも行動をしよう」という動きが見られやすいです。

何故このような動きを見せるかと言うと、「長期休みを気持ちよく過ごしたい」と思うからです。

また、時短授業も増えやすいことから「通いやすい」条件も重なるからです。

3月、7月、12月にこの様な傾向が見られやすく、数日通えたり、その月のほとんどを通えたりする為、子ども自身も「頑張れた」と思いますし、周りの大人も「よく頑張った!学期明けも期待感が持てる!」となる為、「頑張ったから休みは休んでもいいね」と心理的になり易くなります。

その為、頑張れた感触が長期休みを経ることで減少してしまう為、休みが明ける直前になると「また学校が始まる。嫌だな」となってしまい、結果的に次第に休んでしまうことになります。

この状況を回避する為に必要なことが「的確なストレスを与えること」です。

つまり、適度なストレスを与えることやその場限りのストレスにならない様に考えながら与え続けることが必要です。

不登校は「ぶり返しやすい」、この認識を持つことが大切です。

不登校は非常にぶり返しやすいものになります。

この認識がとても大事であり、ぶり返さない様にする為のトレーニングや対策が何よりも大切です。

つまり、「環境に左右されないこと」が必要であり、自らの力で進む力を備える必要があります。

一時行ける様になったとしても根本的に変わらなければ同じ轍を踏むことになります。

その為、不登校を改善する為に必要なことは根本的に解決することであり、その為のカウンセリングが必要になります。

もし、根本的に解決したいとお考えであれば、是非一度不登校支援センターの初回カウンセリングにお申込み下さい。

皆様からのご応募、心よりお待ちしております。

無料面談について詳しくはクリック

関連ワード: , , , , , , , , , , , , ,