学校の先生への対応や協力依頼などはどうしたらいいだろう?
こんにちは。
仙台支部の上原です。
本日は学校の先生への対応についてなどを取り上げたいと思います。
まずは相談してみよう
ご相談を受けておりますと「学校の先生にお願いしたほうがいいことはありますか?」というお話が出てくることがあります。
こういったご相談は結構ありまして、先生に何をどこまで頼んでいいのか、頼んだほうが良いのかを悩まれることは多いようです。
悩まれて当然の部分かと思いますが、個人的にいきなり「何を頼もうか」と考えるのは早いのでないかな、と感じています。
学校ごとに対応出来ることや提供できるものは違いがあり、先生ごとにも考え方の違いがあります。
なのでまず最初に聞くとしたら「学校ではどのような対応が良いとお考えですか?」になるかと思います。
いきなりに何かを依頼するよりは学校や先生のスタンス、考えを聞くところから始められると良いでしょう。
その上で対応を協議していく関係性が望ましいです。
親御さんから学校に「こうしてください!」となったり、学校から親御さんへ「こうやってください!」と言われたり。
どちらかが一方的に指示を出すような関係ではないほうが良いかと思われます。
でも必ずしもそういった望ましい関係が築けるわけではないですよね。
その場合はどうしたらいいのか考えてみたいと思います。
役割分担を考えてみよう
もちろん先生に相談してすべて解決出来ればそれに越したことはありません。
まず最初に頼るのは先生で良いでしょう。
しかし学校と考え方や意見が合わず、すり合わせも難しいとなった場合は役割を変えてみるのも一計です。
不登校の対応や相談は別の場所で行い、学校には復学の際に出来る協力を協議していくような形です。
よくあるのは別室登校やリモート授業、転編入の手続きなど環境要因のサポートなどです。
本人の登校意欲や学習意欲を高めたり、気持ちを前向きにしていったりなど。
心理的なアプローチは別な所で担ってもらい、学校でしか対応できない部分を担ってもらう。
そのような役割分担を考えても良いかもしれません。
これはあくまで1つの例であり、様々な対応が考えられます。
協力関係を作り、どちらか一方に過度な責任や期待を押し付けないのは大事かなと思います。
最後に
状況によって対応は変わるかと思います。
自分の状況だったらどういった形がよいだろうか?など。
悩まれましたらご相談ください。
お話を伺いましてより良い対応を一緒に考えたいと思います。
それではまた。
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