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周囲への批判ばかりを口にする子どもの心理とは?

こんにちは。不登校支援センターです。
こちらは過去記事となります。皆様の日々のかかわりのご参考になれば幸いです。

いよいよ寒さも増してくる季節になりましたね。

みなさまどうぞお身体ご自愛くださいませ。

さて、今回のブログでは、

●学校を休む理由として周囲や環境の批判ばかりをする

●何事も人のせいにしたり、欠点やよくないところを指摘する

そんな子どもの言動について考えてみたいと思います。

批判ばかりする子どもの心理とは?

子どもが家で周囲に対する批判や悪口ばかりを口にするとき、

傍で聞いている親御さんとしても、疲れてしまったり、「そう言っている自分はどうなの?」と言いたくなってしまったり、

対応に困った経験がある親御さんもいらっしゃるのではないでしょうか。

たしかに何かを悪く言うことばは、聞いていて気持ちのいいものではありませんよね。

一方で、それでは批判ばかりする子どもの心理とはどういったものなのでしょうか?

「批判をする目的」とは?

子どもが周囲を批判したり、誰かのせいにしたり、悪口を言ったり・・・

そういった子どもの行動の目的は、一体どのようなものが考えられるでしょうか。

例えば・・・

●ストレスの発散のため

●人のせいにすることで、「自分は悪くないんだ」と自分の気持ちを守るため

●人から批判されることを恐れ、自分から言うことでそれを避けるため

などなど、子どもによって様々な目的が考えられます。

実際にカウンセリングで関わる子どもの中にも、周囲に対するネガティブなことをたくさん話したあとで、

「本当は自分が一番悪いのはわかっているんだけど、周りのせいにしないとつらくなっちゃうんだよね。」と話した子もいました。

子どものことばだけでなく、その背景を理解すること

表向きには”自分のことを棚に上げて周囲のことばかり指摘している”ように見える場合でも、

他者や周囲の環境を批判することで、自分の心を守っている

ということもあるようです。

そんなとき、周りの大人が否定せず、その心理を受け止めてあげられると、

子どもも安心して自分と向き合えるようになるかもしれませんよね。

子どもの心理状態はどうなっているのだろう?

そんな風に気になったときには、ぜひ一度カウンセラーにご相談くださいね。

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