手のかからない子どもは不登校になりやすい?
こんにちは。不登校支援センターです。
こちらは過去記事となります。皆様の日々のかかわりのご参考になれば幸いです。
秋口にもなり、季節の移ろいは早いものだと感じておりますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
今日は、「手のかからない子ほど不登校になりやすい?」という事をお話していきたいと思います。
手のかからない子は不登校になりやすい?
これまで、様々な方に「不登校になりやすい子どもの傾向はありますか?」と質問をいただいたことが在りましたが、その際にいくつか回答をさせていただきましたが、その際に一番驚かれる回答が「優等生なお子さんや、手のかからないと言われる子どもが多い」という事です。
というのも、優等生で手のかからない子どもの特徴として、
- ワガママを言わない
- 周囲の様子をよく見て行動する
- 自分でできることは一人でこなす
という点が挙げられるため、親御さん等の周囲の人からは「この子は大丈夫」と思われやすいのです。
ただ、そこには大きな落とし穴があるのですが、皆さんは想像がつくでしょうか。
手のかからない子はストレスを溜めやすい
結論としては、手のかからない子はストレスをため込みやすい傾向があるということです。
優等生や手のかからない子どもだとしても、ストレスが生じないということはあり得ないのですが、周囲の事を優先して我慢してしまったり、「大丈夫」と取り繕ってしまったりと表面的にはストレスを溜めている事を感じさせない振る舞いをしやすいのです。
特に、2学期が始まって時間が経過してくると、徐々に疲れやストレスが溜まりやすいのですが、周囲に気を遣ったりすることから、気丈に振る舞ってしまい、限界を迎えて学校に行けなくなってしまう子どもが増えてきてしまいます。
ですので、表面的な振る舞いや様子だけではなく、ふとした仕草や表情の変化など、子どもの様子に関心を持つことが非常に大切になってきます。
その上で、「おかしいな。」と少しでも思う事があれば、少しでも早く子どもとのコミュニケーションを大切にしてあげたり、学校や専門機関への相談をしていきましょう。
皆さんの気づきが子どもの心を救う事にも繋がりますので、その際には当センターにご相談いただければ幸いです。
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