教職員向け

夏休み中の理想的な学校の不登校対応とは?

皆さん、こんにちは。

不登校支援センター横浜支部の庄子大貴です。

今年も夏休みがやって参りました!皆様如何お過ごしでしょうか?

夏休みと言っても、先生たちにとっては部活指導、研修などの業務で学校に来なければいけないので、あまり関係ないですよね。

いつも本当にお疲れ様です。

さて、今回の内容ですが、「夏休み中の理想的な学校の不登校対応とは?」をお送りしたいと思います。

夏休み中における不登校の子どもと家族の心理

「夏休み」に入ると、不登校の子どももその家族もホッと一息を付きます。不登校生徒を担任している先生方も同じ気持ちになる方は多いのでは無いでしょうか?

その際に、大人としては

「夏休みだから学校に連絡しなくていいんだ。」

「学校のことを考えなくていいんだ。」

と思う方が多く、学校からのストレスが無くなることに安堵間を示す傾向にあります。

また、子どもとしては

「夏休みだから学校のことを考えなくていいんだ。」

「皆も同じ休みだから私もちゃんと休める。」

と思う子どもが多いです。

つまり、夏休みの様な長い休みになると、学校のストレスが全くなくなる為、ストレスレスで夏休みを過ごすことになります。

ストレスレスを防ぐために学校に出来ること

ご家庭の中で、親御さんや他のご兄弟がお休みのときは不登校の子どもも「休んで良い」と思い、一緒に釣られて休みを満喫してしまい、ストレスレス状態になります。家でストレスを与え過ぎるとご家庭の中がギスギスしてしまう傾向になり、最悪な場合、子どもが部屋から出なくなるケースもあり得ます。

 ここで、学校として、学校の先生として可能でしたら、夏休みの先生の登校の際に対象生徒への登校を促して頂ければと思います。

効果としては夏休み中のストレスの反動を抑える為です。

夏休み明け前にストレスが一気に掛かってしまうと、ストレスフルの状態になり、始業式に出れたとしても、徐々に行けなくなり、不登校が長期化してしまう可能性が高くなります。

それを抑える為にも夏休み中でも学校のストレスを少しでも与えることが大切です。

週に1~2回、学校に来て、先生と会う事や勉強をすることで、休み過ぎず、休まな過ぎずのストレスになり易いと言えます。

生徒にとっても他の生徒が居ない為、学校に来るハードルが下がり易い状況であり、学校に行くことへの抵抗感が低くなります。

つまり、夏休み中は登校練習のチャンスになります。

不登校の子どもが夏休み明け以降行く為に、意識づけさせることが大切になります。

夏休みだからこそ対策を!

夏休みを「長期休み」としてと捉えすぎてしまうと不登校のお子さんはぶり返しや長期化の傾向に走ってしまいます。

また、不登校問題はご家庭だけの力では限界があります。学校からの歩み寄りや外部機関との連携、ご家族との連携が必須です。

不登校の子どもが年々増えているからこそ、学校の力が必要になっております。

先生方としても、「不登校の子どもを何とかしてあげたい」という思いがある際は是非お力をお貸し頂ければ幸いです。

先生の中でも

「この様な不登校児童はどうすれば良いか?」

「ご家庭の対応が分からない」

「学校としてどう構えれば良いのか?」

などございましたら、お気軽ご相談頂ければと思います。

不登校支援センターでは、生徒カウンセリング、保護者カウンセリング、先生カウンセリングを行っております。

また、生徒、保護者、先生に対しての講習も行っておりますので、ニーズに合わせたプログラムで対応が可能です。

お気軽にご連絡下さい。

それでは、本日はこちらで失礼致します。

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