【転校前に読んでください!】不登校における転校の悪影響と対策
こんにちは。不登校支援センターです。 こちらは過去記事となります。皆様の日々のかかわりのご参考になれば幸いです。 じわじわと暑さを感じる季節となってきましたね。一年も残り半分位か、、と思うと時間の速さを感じます。
不登校と転校の関係性
先日、不登校と転校に関する取材をいただき、その記事が掲載されました。 https://www.asahi.com/edua/article/14619283 詳しくは記事を見ていただきたいのですが、転校に関しては非常によく伺うご相談内容となります。 転校のご相談と言っても2通りありまして、①転校前の検討のご相談②転校後のご相談となります。 前者のご相談としましては、「学校に行けていないので、転校して環境を変える事はどうなのか。」というご相談。 後者は、「転校したものの、学校に行けていない」というご相談となります。 実は両者とも多いご相談なのですが、後者の方が親御さんの落胆が大きい印象です。 というのも、「環境を変えれば学校に行けるはずだ。」という期待があったものの、その期待が叶わなかった。という心理が働くため、心理的な落ち込みが強くなってしまいます。 ですので、「転校すればなんとかなる。」という発想はあまりおすすめ致しません。 転校が不登校に悪影響を及ぼしてしまう可能性もあるので、上記の発想は要注意となります。
転校を悪化のきっかけにしないために
不登校のきっかけや要因はそれぞれですが、環境によって改善される例は実はそれほど少なくはありません。 ただ、先ほどもお伝えしたように、転校すれば何とかなるということでは決してありません。 子どもたちが学校という環境に改めて適応するためには、心の準備が非常に重要になるのです。 ですので、環境を変えるというハード面だけに目を向けるのではなく、子どもの心というソフト面にもしっかり目を向けてあげる事が大切となります。 この両面のバランスが整わないと、転校が悪影響になってしまう可能性が高まってしまいます。 だからこそ、転校前から子どもの心情に寄り添ったり、年齢が幼くてもしっかりと同じ目線で検討事項を考えたり等、子どもと必ず向き合う時間を作りましょう。 その上で、具体的な対応を考えていく事が大切となりますので、記事を読んでいただければと思いますし、また、ぜひご相談にお越しいただければ幸いです。 対応は子どもの状況などによっても異なりますので、一人ひとりに合った対応をよろしければ私たちと一緒に考えていきましょう。 初回面談は無料となっておりますので、ご相談お待ちしております。
関連ワード: カウンセリング , 不登校 , 不登校 カウンセリング , 不登校 原因 , 不登校 悪化 , 不登校 理由 , 不登校 相談 , 不登校 転校 , 不登校支援センター東京支部