【復学だけではない?】不登校の解決とは何かを説明します。
こんにちは。不登校支援センターです。
こちらは過去記事となります。皆様の日々のかかわりのご参考になれば幸いです。
季節もあっという間に春が過ぎ、夏が見えてきましたね。
今日は、【不登校の解決とは何なのか?】という事を不登校支援のプロとしてお話をさせていただきます。
不登校の解決は復学だけではない
「不登校の解決とは何でしょうか?」という問いに対して、以前であれば、【学校に戻れること】という回答が圧倒的に多かったのですが、最近では様々なお考えを聴く機会が増えました。
これは、非常に良い傾向だな。という風に私は考えております。
さらに、「不登校は解決すべきなのか?」という論争もたまに聴くこともあります。
ただ、この思考は危険かなと思います。
というのも、不登校という行動は、ストレスから身を守る行動のため、不登校の解決を先延ばしにすると、「ずーっとストレスから避ける。」という対応しかできなくなってしまうのです。
このことからも、不登校の解決とは何か。という事に関しては、子どもがストレスと向き合う力を身に付ける事となります。
「ストレスと向き合う力」とは?
こちらのブログを読んでくださってる皆さんも、常日頃、何かしらのストレスと向き合っていますよね。
- 仕事
- 子育て
- 炊事洗濯
- 人間関係
これらのストレスを常に避けているわけではありませんよね。
私自身も、上記に挙げたようなストレスと常日頃向き合っていますが、何かしらの対処を行っています。
実際に、子どもたちも上記の様なストレスと向き合っているのですが、「学校に行かない」という、不登校もストレスを回避するための対処となります。
大人でも、回避することもあるので、回避することが悪いとは全く思いませんが、時間が経っても経験が無くては、子どもたちは、この対処法以外を使うことはできません。
大人も様々な経験をして、ストレスの対処法を覚えてきたり、何なら現在も対処法を日々学んでいるのです。
それは、何かしらの経験を毎日積んでいるからなんです。
ですので、「子どもが不登校となり、何を考えると良いのか。」という事に関して言えば、何かしら経験ができる状況にしていくことが重要となります。
もちろん、その中には「学校に行けるようになる。」という選択肢もありますし、様々な人と会うことも一つですし、学校以外の経験を積むことも一つのきっかけとなるでしょう。
だからこそ、何か起こるのをただ待つのではなく、できそうな経験を考え、その上で、ストレスの対処能力を向上させることが、不登校の解決であると私は考えております。
カウンセリングも自分と向き合ったり、第三者と話すという、大切な経験となることができます。
無理にとは言いませんが、「子どもが何を経験すれば良いのかがわからない。」という方は一度面談にお越しいただければ、専門家としてお話をさせていただきますので、初回面談もご検討くださいませ。
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