当然と言えば当然ですが、心の健康は大切でした
こんにちは。
仙台支部の上原です。
今日は心の健康について改めて目を向けてみたいと思います。
自分の心は健康ですか?
「心の健康は大切」
何を当たり前のことをと感じられる人も多いかもしれません。
ですがカウンセリングをしていると意外と自分のことに無頓着な人が結構いるんです。
あるいは気付いてはいてもどうしたらいいのか分からないのかもしれません。
皆さんは自分の心の健康の為にどんなことをしているでしょうか?
例えばこれが身体の健康であれば皆さんやっていることは多いと思います。
- 定期的な健康診断
- 日々の食事
- 運動
- 疲れたと感じれば休む
- 体調を崩したら病院で治療を受ける
などなど、当たり前のようにやっていることでしょう。
では、心が疲れた時、調子を崩しそうな時、どんなことをしているでしょうか。
意外と「特に何もしない」という人が多いんです。
カウンセリングをしているとそういう方と出会うことが多いです。
不登校の子どもたちもそうですし、それをなんとかしようともがいている親御さんもそうです。
自分の心の状態が崩れているのに、それに目を向けずなんとかしようと頑張っている。
調子を崩している時に無理をするとどうなるのか、ちょっと考えたらすぐに分かると思います。
でもそこに気付けていない。
疲れたら休むとかごくごく当たり前のことですらやらない人がいます。
身体のことは素早く対応する人でも心のことは意識しない場合があるんですね。
これはなぜなのでしょうか。
目に見えないから分かりにくい
これは単純に分かり難いから、なんだと思います。
身体の不調はすぐに実感できますし、痛みや熱などの症状としても実感しやすく現れます。
ですが例えば「ちょっと憂鬱だな」と感じでもそれを不調と捉えない場合は多いかもしれません。
実感されるのは身体の不調と同様に身体症状が現れてからになることが多いようです。
心の状態も崩したままでいると体調に現れます。
ただそれは心が「もう限界だよ気付いてよ!」と訴えているようなものです。
本来であればもう少し前に対策を取りたいですよね。
体調でいえば「寒気がしたなと感じたら暖かくして早めに休む」みたいなことです。
本格的に熱が出たり、風邪を引いてしまう前に対処をしますよね。
心についても同様に完全に状態が悪くなる前に手を加えたいんです。
これはやる気が出ないときは休む、のようなことだけではありません。
自分の心の状態を把握したり、回復させるための行動を取ったり、そもそも何故状態が悪くなったのかを調べたり。
やれることは結構あったりします。
心の健康の為にどんなことをしたらいいと思いますか?
こう質問を向ければ沢山回答が出てくると思います。
それを意識的に行えばいいだけでも大きく違います。
まずは自分の心の健康に目を向けることが大切なんですね。
最後に
支援をする側もされる側もまずは自分の状態を整える必要があります。
いくら健康にいいからと言って、病人に運動を強制したり、沢山の食事を無理やり食べさせようとはしないでしょう。
まずは回復させ、その後にそういったアプローチをしていくと思います。
不登校の支援でもこういう視点があるとスムーズに進む場合があります。
気になりましたらご相談ください。
それではまた。
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