不登校解決現場レポート

日々触れている物に影響を受けているというお話

こんにちは。
仙台支部の上原です。
本日は私たちが日常的に行っていることについてのお話です。

私たちは何を見て生きているでしょうか

私を含め多くの人が毎日何かを見て聞いて生活していますよね。
皆さんは何を見聞きしていることが多いでしょうか?

  • 家族との会話
  • 友人との会話
  • TV
  • SNS
  • ラジオ
  • 景色や風景
  • 絵画
  • 音楽作品
  • 映像作品

その他にもたくさんありますね。情報の媒体は多岐にわたります。
当然ですが触れているものに影響を受けます。
それは考え方や思考の癖、評価の仕方やものの見方など。
意識的、無意識的どちらにも影響があるでしょう。

例えばホラー映画を日常的に見る習慣のある人はそれらに耐性が出来るかと思います。
またキャンプ場の暗がりなどを見た時に「そこから殺人鬼が出てくるかも」など無意識的に見た映画のシーンを思い出して、そんなことはあり得ないと分かっていながら少し怖くなったりするかもしれません。
私は怖がりなので、子どもの頃に「13日の金曜日」という映画を見た際、夜トレイに行くのが怖くて必死に我慢していたことがありました。
似たような経験は皆さんもされたことがあるのではないでしょうか?

これは言動などにも影響があることです。
元々東京の生まれだったが引っ越しで大阪に転居した。
数年経ったらいつの間にか自分も関西弁で話すようになっていた、なんてのもそうかもしれません。

私たちは見聞きしている物に結構影響を受けているんですね。

あなたは何を見ようとしていますか?

何を見るか、という部分はある程度自分でコントロールできる部分です。
自分がどんな風に生きたいか、物事を感じたいか、それに合わせて見聞きするものを工夫してもいいかもしれません。

反対に特に意識せず見聞きしている物。
今のあなたを形成している一部ですが、それは本当にあなたが望んでいるものでしょうか?

毎日人の悪口や芸能人の不倫、著名人の犯罪などを見てばかりいたとしたらどうでしょう。
自分にはどんな影響があると思いますか?

決してそれらが悪いと言っているわけではありません。
気にしたい所はそれを見ることによって自分に外的な影響を与えているけど、それは自分の望み通りなのかな?という部分です。

昨今SNSに依存してしまったり、ゲームで暴言を吐いてしまう人などが増えている印象です。
それらは自分が見聞きしている物事に影響を受けている可能性もあるかもしれません。
「死ね」「クソ」「ボケ」「カス」など汚い言葉を日常的に使っている人と良く接していると、自分もつい使ってしまうことがあります。
慣れるというか、感覚が麻痺してしまうのかもしれません。
しかしそうではない人にそれらの言葉を使ってしまい揉め事になってしまう場合もあります。
過去にもそれで社会的な立場を失った人の例は多々あることでしょう。

情報はたくさん入ってきます。
見て欲しい、という意図は無数にあり、それは世の広告の多さからも分かることでしょう。

何を見て、何を聞くか、その決定権は自分にあります。
しかしその判断をさせないくらい無数の情報が押し寄せてきています。
何となく考えずにそれらを受け取っていると、気付かない内に自分の望まぬ影響を受けてしまっているかもしれません。

例えば「健康的に痩せる方法!」「スリムな身体に必要な栄養素!」「簡単に出来る自宅でのダイエット!」など。
そういう情報に触れ続けていたら「痩せていないとダメなのではないか?」と意識に影響を受けてしまうかもしれません。
そんなばかな、と思うようなお話かもしれませんが「まぁ痩せていたほうがいいよな」と漠然とした認識くらいは勝手に作られている可能性があります。

最後に

自分が日常的に見聞きしているもの。
どんなものが多いのか一度見直してみるものいいかもしれません。
「あれ?自分ってこんなにこれを見ていたのか」と思うようなものがあるかもしれません。

またそれに自分の意識や考えが影響を受けているかな?と客観的に見てみるのもいいでしょう。
もし望まぬ影響を受けていることに気付いたら自分の行動を変えるきっかけに出来るかも。

せっかく選択権は自分にあるのですから、自分の希望に近い影響を受けていきたいですね。
それではまた。

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