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『子どもが心理的に成長する秘訣』をお伝えします!①

こんにちは。不登校支援センター大阪支部の江口です。

日々カウンセリングで子どもの成長や変化に関わらせていただく中で、その成長のプロセスやきっかけは様々だと感じています。

今回は、どのようなことが「心理的成長」に繋がるのか?について、一つの考え方をお伝えしたいと思います。

わたしたち人間はどこに注目しやすいか?

突然ですが、例えばこの2つの円。

一番最初にみなさんの目が向いたのはどこでしょうか?

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おそらく、左下の「円が途切れている部分」に目が向いた方が多いのではないかと思います。

これはゲシュタルト心理学で有名な「欠けた円」という、

人間は欠けている部分に注目するという例で使われるものなのですが、

黒い線の部分の方が割合的には多いのに、「円」という物で捉えたときには欠けた部分を勝手にフォーカスしてしまいますよね。

「完全でなくてはならない」という前提

私たち人間は、「人や物事は完全でなくてはいけない」という前提を持っているといいます。

だからこそ、上の絵のような「欠けた部分」は気になってしまうんですね。

・欠けている部分が気になる

・足りていないことがあるからダメ

・できていないことばかりが目についてしまう

「完全でなくてはいけない」という前提を無意識にでも持っているのだとしたら、このように感じることは人間の思考としては当然のことなのかもしれません。

「不完全さ」は成長するきっかけでもある

「完全であること」を求めて「不完全さ(足りていないところ)」に目が向くのは当然のこと。何も悪いことではありません。

しかし、果たして「完璧な人間」は存在するのでしょうか?

大切なのは、完全を求め続けることだけではなく、

・今あるもの、できていることにも目を向けること

足りていないところ、欠けているところを認める勇気を持つことなのかもしれません。

それがどう成長に繋がるのか?不登校とどう関係があるのか?

続きは次回のブログで、詳しくお伝えしますね。

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