新年度へ向けてできる不登校対応とは?
こんにちは。不登校支援センターです。
こちらは過去記事となります。皆様の日々のかかわりのご参考になれば幸いです。
少しずつ日が伸びてきましたが、寒さがまだ強い中ですので、ご自愛くださいませ。
本日は、新年度が近づいている中で、できる不登校対応についてお話しさせていただきますね。
新年度までできる不登校対応
新年度が近づいてきますと、誰しもが期待と不安が共に高くなります。
皆さんもきっと経験はあるかと思います。ワクワクとドキドキが共に高まり、色々な事を想像したりイメージしたりしますよね。
そんな時に、「4月からは行くよ!」という言葉が子どもの口から出てくると、安心の気持ちも勝ってしまい、何もしないまま4月を迎えて、結局は行けなかった、、となると、落ち込みはかなり強くなってしまいますよね。
このような未来にならないためにも、今からでもできる不登校対応を今回は紹介いたします。
大きく分けると2つあるんです。
まずは、状況把握になります。
子どもの心理状態や、現在のご家族関係や対人関係などの把握が重要です。
というのも、不登校対応に正解は無いのです。
我々もご相談を受けた際に、まずお子さんの状況を伺うところから始めますので、それくらい、状況の把握は重要です。
具体的にどのようなところを見れば良いのかということを幾つか挙げておきます。
- 生活リズム
- 食事量
- 家族とのコミュニケーション
- 外出頻度
- スマホ、ゲームなどの頻度
まずはこちらから確認してみてください。
その上で、第三者に相談されたり、対応を検討致しましょう。
次に親子間でのコミュニケーションの向上となります。
4月が近づく中で、一番避けたいところとして、「子どもと話すことができない」という事です。
実際のところ、子どもが不登校になると、親子間のコミュニケーションが難しくなることは事例としても非常に多くなります。
というのも、子どもの立場からすると、学校に行けていない事で引け目を感じ、親御さんから「良いように思われていないのでは、、、」ということで自然と親御さんに警戒心を抱きやすくなってしまいます。
更に、親子間のコミュニケーションが不足してしまうと、子どもの気持ちや考えがわからなくなったり、子どもがストレスをため込みやすくなり、スマホやゲームに没頭してしまう事もリスクとしては考えられます。
ですので、子どもとは少しでもコミュニケーションを取れるようにすることが大切です。
いきなり「気持ちを話してごらん!」と言われても、大人でも話にくいですよね。だからこそ普段のコミュニケーションが大切になります。
内容としては、子どもの好きな事や、興味のあることでも構いませんので、少しでも親子間の警戒心を少なくしていきましょう。
最後に:今回のまとめ
今回は新年度を迎える前にできることについてお話しをさせていただきました。
まとめますと、
- 子どもの状況把握
- 親子間のコミュニケーション向上
上記の事が準備できることとなります。
「新学期になればなんとかなるのでは、、」と期待してしまうお気持ちもわかるのですが、何もせずに4月を迎えることは非常に危険が高いんですよね。
というのも、4月末から5月にかけて、「4月は行くと言っていたんですが学校に行けなくて、、」という相談が急増するからなんです。
だからこそ、今の内からできることをできる限りやっていきましょう!
私たちにもご協力できることがありますので、ぜひご相談下さいね。
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