課金ゲームと不登校
こんにちは。不登校支援センター大阪支部の佐久真です。
とあるドラマで少し話題になっているフレーズがとても印象的でしたので、そのことについてお話ししたいと思います。
課金ゲームにハマる夫
とある夫婦が話している一幕で、自分は課金ゲームにはまり、課金ばかりしている夫
でも、自分の子どもの中学受験の為の費用は「無駄じゃない?」と出し渋る夫に、妻が放った言葉が、、、
「どうせなら私たちの子どもに課金してよ! 自分の子どもをクッソ強いキャラに育ててよ!」
最初に聞いた時は、とてもキツイ言葉だなあとしか思わなかったのですが、しっかり意味を考えていくと、
なんとなく言葉の裏にあるお気持ちがわかるように感じてきました。
私自身は課金ゲームはしていませんし、ゲームに課金すること自体が悪いとは思いません。
この、「子どもに課金して、育てる」という部分が、言葉は乱暴ですが、私も1人娘を育てる親としては普通にしている事でもあるなぁと感じました。
子どもの成長の為に、必要な環境やアイテムを与えたい
今、カウンセリングに来られている方でも、それぞれのご家庭のお話しを伺っていても
「どこに、何の目的でお金を払うのか」
という感覚はそれぞれお持ちであると感じます。
とあるお母さんが、お父さんから
「カウンセリングなんて意味ないんじゃない?それだったら学校行ってない分、塾行かせて勉強ぐらいさせれば?」
と言われたとおっしゃっていました。
ただ、お母さんは子どもの心を成長をさせたい目的として、カウンセリングを希望されています。
最後に
カウンセリングとは、親御さんも、子どもも、一人では解決できない問題や困りごと、自分はどうしたいのかを見出す場であると考えられています。
また、家族や学校の先生など、身近な人間関係から少し距離をおいて、第三者に自分のことを話すことが
できる限られた場所であることもメリットの一つだと思います。
子どもが今の自分と向き合って、今の自分を少しでも変えたい、成長したいという想いを汲み取り、
そのことを考える為に必要な場所と時間をカウンセリングも用いて子どもに用意されようと考えられる方は
年々増えてきていると思いますので、どうかカウンセリングに対して先入観や一般的に語られるイメージで
ご判断されず、当センターに限らず色んなカウンセリングルームでお話しを聞いてみられて、合うカウンセラーを探されることがよいかと思いますので、どうかお気持ち軽くお越しください。
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