不登校解決現場レポート

子どもに○○してほしいと思った時に①

こんにちは。不登校支援センターです。
こちらは過去記事となります。皆様の日々のかかわりのご参考になれば幸いです。

寒さが厳しい今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。

私は毎朝寒さに震えながら布団から抜け出す日々を送っております…。

さて、今回は「子どもに○○してほしい」と思った時にまず何から始めればいいかをご紹介していきますね。

子どもに○○という行動が出来るようになってほしい

お子さんに対して「もっと○○できるようになってほしい」「こうなってくれればなあ」と感じたことはありませんか。
カウンセリングの中で親御さんとお話をする中でも時折耳にする機会があります。

○○の中には色々な言葉があてはまります。

  • もっと勉強してほしい
  • 友達と仲良くなってほしい
  • 生活リズムを整えて欲しい
  • ゲーム以外のことをしてほしい
  • もっと外に出てほしい

お子さんの成長や将来を心配されての想いがあると思います。

子どもにその想いを伝えているがうまくいかない、もしくはどう伝えればいいのか分からないと悩まれる方もいるかもしれません。

そのため、今からこどもにできるようになってほしい行動があると感じた際にまずは何から考えるのかをご紹介しますね。

それは「目標を具体的にする」ことと「観察」です。

目標を具体的にするには?

今回は「もっと勉強してほしい」という行動を例に考えていきましょう。

まず「もっと勉強してほしい」と思ったのは、お子さんのどのような様子を見て気になったのがきっかけであったのかを思い返してみましょう。

例えば、宿題をやらない様子を見てそう思ったのか、成績をもっと挙げて欲しいためそう思ったのか等状況によって目標とする行動が違ってきます。

そのため、何がきっかけで「○○してほしい」と思うようになったのか振り返ることが大事なポイントになります。

次に行うことは目標とする行動を細かくすることです。

「勉強する」とはよく聞く言葉ですがあいまいな言葉でもあります。
何をどこまでするのか明確ではありません。
そのため目標を定めるためにも何をやるのか明確にする必要があります。

勉強であればドリルを〇ページ進める、〇分勉強する等が分かりやすい例かもしれません。

目標の設定が終われば次に大切なことは観察です。

これについては次回のブログでお話しますね。

一番大切なこと

今回「子どもに○○してほしい」と思った時のことについてお話しましたが、何より大切なことは子ども自身が○○したいという必要性を感じているかどうかです。
親御さんが必要だと感じていても子どもがそのように感じていない場合もあります。

そんな時は子ども自身が「何が必要なのか」「どうしていきたいのか」を考える時間や機会が必要かもしれません。

そのような時間や機会を作ることにお悩みの場合、私たちカウンセラーも一緒に考えていきますのでお気軽にお声掛けくださいね。

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