不登校なのに・・・と迷ったときに考えてみたいこと
こんにちは。不登校支援センター名古屋支部の伊藤みゆきです。
年の瀬が近づいていますね。年々時が経つのが早く感じます。1年って早いですね・・・
今回は、そんな年の瀬に、カウンセリングでよく話題に上がることについて、お話しますね。
冬休みを前に親御さんが悩むことは・・・
年の瀬になると、カウンセリングでは自ずと冬休みや年末年始の話題が出てくるようになります。
子どもたちにとっては楽しみなことも多いですよね
- クリスマスにサンタさんにお願いしてるプレゼントのはなし
- 年末年始のTVや配信の特別番組のはなし
- 帰省や旅行のはなし
- お年玉のはなし
などなど。
対して、親御さんからはこういった子どもたちが楽しみにしていることについての悩み事が話題に上がります。
例えば、
- クリスマスプレゼントやお年玉はあげるべき?
- 帰省や旅行はしてもいい?
- TVや動画ばかり見る生活はどうなの?
楽しみの多い子どもとは違い、親御さんにとっては「それっていいのかな」と思うことが多いんですよね。
でも、なぜ「それっていいのかな」と思うんでしょうか。
親御さんの心の奥底にある「不登校なのに」という気持ち
実は、こういった親御さんのご相談は、同じ言葉から始まるんです。
それは「不登校なのに」という言葉です。
親御さんがこういった思いを抱く気持ちはわからないでもありません。
ですが、ここには少しの注意が必要です。
そもそもクリスマスプレゼントやお年玉、旅行などは、条件があるものでしょうか。
もし自分が「不登校だから・・・」と言われたら
こういうときは「不登校なのに」と結論付けることを、子どもたちの立場で考えてみませんか?
もし、自分自身が子供の立場だったら、親御さんから
「不登校なんだからクリスマスプレゼントやお年玉はあげません」
と言われたらどんな気持ちになるでしょうか。
きっとそこに、答えがあるのではないでしょうか。
せっかくの1年の区切り、家族みんなで気持ちよく過ごしたいですね。
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