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「子どもの悪い面ばかりが見えてしまう!」そんなときに大切な考え方とは?

こんにちは。不登校支援センター大阪支部の江口鈴奈です。

今回は、「不登校の子どもの悪い面ばかりが目についてしまう」・・・

そんなときに読んでいただきたい内容をお伝えしたいと思います。

学校に行かないのに・・・

ご相談に来られる親御さん方からは、よくこんな子どもの行動をお聞きします。

●学校のある時間も家でスマホやゲームばかりしている

●いつも起きるのが遅いのに、遊びに行くときだけ早起きする

●家族に対してわがままに振舞う ・・・

不登校の子どもが、家では自由に楽しそうに過ごしているー・・・

そんな様子を見たとき、

「学校に行くという当たり前なこともできていないのに・・・」

「最低限の勉強もしていないのに・・・」

という気持ちを抱かれる親御さんも多くいらっしゃるのではないでしょうか。

●怒り、苛立ち

●不安、心配

●焦り 

など、ネガティブな気持ちを抱くのも当然のお気持ちだと思います。

ただ、それをそのまま表出させると、ご家庭の雰囲気も悪くなり・・・

「登校や勉強をしないのに!」と子どもに声をかけることで、親子関係が悪化に繋がったというケースも・・・

学校に行くのは当たり前なこと?

不登校の子どもにとって、「学校に行く」ことは当たり前のことではなくなっているのかもしれません。

また、普通に過ごしているように見えて「当たり前のことができない」ことに罪悪感や劣等感を抱いている子どもも多くいます。

「当たり前のこと」「普通のこと」という枠組みに囚われてしまうことは、

ご家族みなさんにとって苦しいことで、そしてもったいないことかもしれません。

ではその枠組みを一度置いておいて、子どもの行動を違う視点で捉え直してみるとどのように考えることができるでしょうか?

●家でスマホやゲームばかりしている

⇒スマホやオンラインゲームで繋がれる友達がたくさんいる

 好きなことへ没頭できる集中力がある、ストレス発散ができている

●いつも起きるのが遅いのに、遊びに行くときだけ早起きする

⇒全くの無気力状態ではない、意欲的に前向きになれることがある、好きなことには主体的に行動できる

●家族にはわがままに振舞う 

⇒家族には本当の素の自分を出せている、おうちは安心して感情を出せる場所である

枠組みを変えて、視点を増やすという考え方

物事を見る枠組みを変えて違う視点で捉えてみることで、それまで見えてこなかったポジティブな面や、これまで気付かなかった子どもの気持ちなどに気付くことがあります。

今の考えの枠組みが間違っているというわけでも、無理にポジティブに考えないといけないというわけでもありません。

「こんな風にも捉えられるし、あんな風にも考えられる!」・・・

そのように視点を増やすという考え方も大切にしていけたらいいなと思います。

違う視点で考えるって家族だけでは難しい・・・

そんなときはぜひ一度ご相談ください。一緒にカウンセリングで考えていきましょう。

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