失敗体験を自己肯定感に生かすために大切なこと①
こんにちは。
不登校支援センター横浜支部カウンセラーの本沢裕太です。
今回は次のテーマについて考えてみたいと思います。
やりたくないことから逃げている
カウンセリングの中で、お子さんが「やりたいことばかりで、嫌な事から逃げている」という親御さんのお話をお聞きすることが多いです。
なぜ、お子さんはその様な行動を取るのでしょうか?
- 自信がないから
- 自己肯定感が低いから
- 失敗するのが怖いから
- 人目が気になるから
などなど
他にも思い当たる理由はたくさん挙げられるかと思います。
では、そういったお子さんが、苦手なことにも挑戦してみようと思うにはどうしたら良いのでしょうか?
- ご褒美を用意してやる気にさせる?
- 逆に罰を設定して、やらざるを得ない状況を作る?
- 「大丈夫だから」と言って、とにかく一度体験させてみる?
- 本人がやる気になるまで様子をみる?
どれがお子さんには効果的なのか、逆効果なのか判断するのってとても難しいですよね・・・
でも、中にはこんなことございませんか?
「あの人」から声をかけてもらうと頑張ろうとする
- 学校の先生
- 塾の先生
- 習い事の先生
- 病院の先生
- カウンセラー
などなど、他にもいらっしゃるかも知れませんね。
なぜ、その人たちの声掛けにはポジティブな反応をしめすのでしょうか?
- 話を聞いてくれるから?
- 優しいから?
- 共通の話題があるから?
それもあるかも知れませんが、「どこに注目して」声掛けをしているか、という理由が大きいかも知れません。
それでは、「どこに注目して」の「どこ」にあたるものを分類してみましょう。
- 自分でコントロールできるか、できないか
- 自分の内側にあるものか、環境など外的な要因か
- 変化しにくい安定的ものか、変化しやすい不安定なものか
まず、大きく分けて上記の3つに分けられると言われます。
この段階で、自分の「どんな部分に注目して」声を掛けられたら嬉しそうか、想像してみてくださいね。
親御さんだったら・・・
お子さんだったら・・・
次回以降でもう少し細かく分類してみるので、お楽しみに。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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