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【再掲載】「学校に行きたい」という思いと「学校に行けない」という行動をしている子どもへの対応方法とは?

【多くの皆様にお読みいただいた過去のブログを再掲載いたします。 このブログは、2019年12月4日に公開された投稿となります。】

こんにちは。不登校支援センター名古屋支部の伊藤みゆきです。

不登校支援センターに来る子たちは、その多くが不登校です。

当然のことなのかもしれませんが、子どもたちの思いは様々です。

  • 学校に行きたい
  • 学校に行きたくない
  • 学校に行かなくてはならない
  • 学校に行かなくてもいい

見た目は同じ不登校でも、心の中は違いがありますし、いくつかの思いが同時に存在することもあります。

今回は、「学校に行きたい。けれど行こうと思うと動けない」ことに悩んでいる…そんな時に試して欲しい考え方のお話をしますね。

学校に行きたい。でも、行けない・・・

学校に行きたいという思いと、学校に行けないという行動

一見すると矛盾を感じますね。「行きたいなら行けばいいじゃん」と考える人もいるでしょう

この気持ち、なかなかわかってもらえないと感じている子も少なくありません。「そんな簡単なもんじゃないんだ!」という気持ちになる子もいますよね。

そんな時に試して欲しい考え方があります。それは・・・

学校から帰ってきたら、何をする?を考えよう

ん?なんだそりゃ・・・と思われるかもしれませんね。

でも、学校に行こうとする子の多くは、学校に行くことがゴールになってしまっています。

もちろん、学校へ行くことに気持ちのピークがあるから、照準をあてることは自然なことです。

でも、よ~く考えてみてください。

山登りする時、「山に登るぞ!」って考えますが、実際は「山に登ったら、降りてくる」わけで、登っている最中の苦しみは、「頂上に着いたあと」や、「下山したあと」の楽しみを考えながら乗り越えたりするんじゃないかなと思います(思います、と言っておいてなんですが、学生時代にワンダーフォーゲル部で山に登っていた私の体験です・・・)。

それと同じで「学校に行く」がやりたいけどできない、つらい・・・となったときは、

その少し向こうにあるものを意識してみるのをオススメします。

気持ちのピークを少しずらしてみる

学校から帰ってきたら・・・

  • 美味しいおやつを食べよう
  • 観たい番組の放送がある
  • ペットが待っている

・・・などなど

「いやなこと」や「つらいこと」は「それが終わった時のこと」を意識しながら気持ちをコントロールしてみる、試してみてくださいね。

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