不登校解決現場レポート中学生の不登校高校生の不登校

ある男子高校生の苦悩①~進むも地獄、退くも地獄~

こんにちは、不登校支援センター札幌支部の松本です。

本日はある男子高校生についてお話したいと思います。

彼と初めて会ったのは2年前の夏でした。中学校2年生の6月頃から登校が出来なくなり、夏休みの終わりころに初めて会いました。

そんな彼を表すキーワードが何個か思い浮かびます。

生真面目

理想が非常に高い

思い込みが強い

そんな彼とのカウンセリングは困難を極めていました。学校には行かないと行けない、成績も良くないといけない。

理想が高く、勉強はしっかりと出来ないといけない、学校に行かない事でリラックスどころか、ストレスを逆にためてしまうタイプでした。

そんな気持ちの強い子でしたが、強い意志を持っている子でした。彼との付き合いはある日突然終わりを迎えます。

中学3年生の8月頃から、学校に突然戻っていったのです。それから、1年間は親御さん、本人からの連絡はなく胸を撫でおろしていました。連絡が来ないということは元気にやっていることなのだろう、とも思っていました。

そんな中、突然一件のメールが届きました。次回はそのメールが届いてからの出来事とその後のお話をしていきたいと思います。

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