宮城県富谷市に不登校特例校?それってどんなもの?
こんにちは。
不登校支援センター仙台支部の上原です。
本日は県内に全国で見ても新しい試みがありましたのでそちらをご紹介します。
不登校特例校
ニュースなどで拝見された方もいらっしゃるかもしれません。
富谷市富谷中が不登校特例校として文部科学省の指定を受けました。
県内では初の事例で、2022年4月の開設を目指しているとのことです。
不登校特例校というのはまだ聞きなれない言葉かもしれません。
どんなものなのでしょうか?
文部科学省のHPを見ると「不登校児童生徒の実態に配慮して特別に編成された教育課程に基づく教育を行う学校」とあります。
配慮とは具体的にどんなものがあるか見てみると、
・年間の授業数を一定時間減らす
・少人数指導や個別学習
・情報通信技術(ICT)を使った一部単位の認定などが可能になる
などが挙げられておりました。
日本全国でも指定を受けたのはまだ18校しかないようです。
県の内外からも注目されるようになるかもしれません。
不登校対応の選択肢の増加
近年不登校の生徒児童に対する施策は徐々に増えてきています。
適応指導教室や単位制のサポート校、学校内での別室、リモート授業の導入。
もちろんまだまだ十分とは言い難いのかもしれませんが、選択肢は昔より多くなっています。
こういった情報などを収集するのも大切なことかもしれません。
私たちが親御さんから逆に教えて頂くこともあります。
一方的な関係ではなく、双方向に子どもたちの為に協力し合っていきたいです。
また新しい情報などがあれば随時発信していきたいと思います。
それではまた。
関連ワード: ICT , 不登校支援センター仙台支部 , 不登校特例校 , 個別学習 , 学びの多様化 , 富谷中学校 , 小人数指導