【要改善!!】夏休み明けに登校できなかった子どもにしてはいけない事
こんにちは。不登校支援センターです。
こちらは過去記事となります。皆様の日々のかかわりのご参考になれば幸いです。
暑さはまだ残っていますが、風が少し秋めいてきましたね。
夏休み明けに登校できなかった時にしてはいけない事
今年もコロナ禍の影響により、学校のスタートが遅れたり、オンラインとなったりした所も少なくはないと伺っております。
ただ、多くの学校は始業式が終わって2学期が始まったところではないでしょうか。
長期休みが終わると、毎年当センターへのご相談が多くなります。
- 始業式は行くと言ったのに行けなかった
- 2学期からは休まないで行くと言ったのに行かなかった
- 1学期は問題なく登校できていたのに、始業式は休んでしまった
このような言葉をよく伺います。
その際に、親御さんやご家族がやってしまいがちな行動を幾つか紹介します。
- 学校に行けなかった理由を問い詰める
- 力づくで登校させようとする
- 行けなかった落ち込みを引きずる
- 家庭内の誰かや学校への責任のなすりつけ合い
これらの行動は不登校支援の現場に立っている私からすると、やってはいけない行動に該当してしまいます。
その理由はわかりますでしょうか?
どれも子どもの立場に寄り添った行動ではないからです。
更に言うと、子どもではなく、親御さんやご家族の方ご自身のストレス対処の行動となってしまっているのです。
親御さんやご家族の皆さんも人間ですから、動揺してしまったり、ショックを感じられることはおかしなことではありません。
だからこそ、感情的な行動に出てしまいやすくなってしまいます。
では、すでにこのような行動をとってしまった方はどうしたらよいのか。
解説していきますね。
子どもとのコミュニケーションを見直す
子どもに誤った対応をしてしまった、、という方へ向けて、今すぐにできる事や心がけるべきことをお話していきます。
まずは、子どもとのコミュニケーションを見直すことです。
誤った対応をしてしまうと子どもとコミュニケーションをとることが難しくなったり、会話がぎこちなくなってしまう事が多くあります。
今後、学校に対するお話をしていく中で、子どもとコミュニケーションをとれないという事は致命的なこととなりかねません。
ですので、皆さんが意外に見落としがちなこととして、基本でもあるコミュニケーションに意識を持ってみましょう。
たわいもない会話でも構いませんし、子どもの趣味の話でも良いと思います。
目的としては、子どもから親への抵抗心を和らげるためとなりますので、リラックスした状況でできる会話であれば何でも構いません。
先日も、リラックスした状況での会話を行ってきたことで、子どもから学校の話をしてくれるようになった。とのお話をいただきました。
基本の様に感じますが、まずは子どもとのコミュニケーションを見直してみてください。
口を開けば学校の話。
このような状況は避けてくださいね。
第三者への相談
家族内で解決へ取り組んでいかれることは非常に大切ですが、時には限界となってしまう事が多々あります。
更に言えば、対応が誤った方向へ流れ続けていることに気づかずに状況がかなり悪化してしまう。。ということも生じてしまうのです。
ですので、第三者へ相談することで現状を客観視し、誤った方向へ行くことを防ぎ、かつ良い方向へ向かうための方針を考えて行くことが重要となってきます。
学校の先生や地域の教育センターでも良いと思いますし、当センターなどの機関へご相談いただく事も効果的です。
抱えてしまう事は何もプラスを生みません。
ご相談いただいた方のほとんどから、
- 「お話をして本当に良かった」
- 「客観的に見ていただく事がこんなに効果的だとは思わなかった」
- 「もっと早くに相談に来ればよかったと後悔しています」
といったお声をいただいております。
ですので、決してご家庭内で抱えずに第三者へご相談くださいね。
不登校支援センターでは、初回は無料となっておりますので、第三者への相談ってどんなものかを知りたいという方でも構いませんので、一度ご検討ください。
また、オンラインではカウンセリングだけではなく、研修やセミナーを実施しておりますので、そちらもぜひご参加ください。
今からできること、探していけば必ず見つかりますので、一度ご相談くださいね。
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