【不登校最新事情】不登校の低年齢化が進んでいる?
こんにちは。
不登校支援センター仙台支部の上原です。
今日は気になるニュースを目にしたのでそのお話です。
不登校の低年齢化
テレビや新聞などで何度か取り上げられていましたので、皆さんも拝見されたことがあるかもしれません。
不登校が低年齢化している、という内容です。
小学生の1,2年生にも不登校が増えているとのことです。
実際現場で働いている身としても小学生のご相談というのは増えてきているように感じます。
今小学生のお子さんのお持ちの親御さんの印象は如何でしょうか?
うちのクラスにもそういう子がいるなと感じられることはありますか。
あるいはお子さんからのお話で聞いたりすることがあるかもしれません。
もしご自身のお子さんがそうなった時、どうされますか?
またそうならないように気を付けていることはありますか?
他人事ではなくなってきているのかもしれません。
低学年の不登校の悩み
私が実際にご相談を受けたケースのお話です。
小学校2年生の男の子。
この子の主な症状は以下の通りです。
- 教室では落ち着かず大声を出したりする
- 注意されるとイライラして机を叩いたりする
- クラスメイトの言葉に過敏に反応する
- スキンシップを多く求める傾向がある
- 家では比較的普通に過ごしている
残念ながら教室で授業を受けられる状態ではないと学校からは判断されてしまいました。
別室で支援員の方とコミュニケーションを取りながら学習などは行っているそうです。
そこでは暴れることなく過ごせているようですが、親御さんとしては先のことが心配ですね。
この子が教室に戻れる日は来るのか、、、と悩まれておりました。
「発達などの問題なのか、ただ幼いだけなのか分からない」という部分が気になっているようでした。
低学年だからこそ余計に悩む部分なのかもしれません。
こんな時はどうするのが最適でしょうか。
自己判断はなるべくしない
これは専門家でも見極めの難しいところになります。
ネットの情報などで自己判断はせず、専門家に相談することをお勧めします。
病院などで診断をしてもらうという方法もありますね。
その上でどのような対応と取っていくかなどが相談出来れば最適かと思います。
障がいがあるならある、ないならないでそれぞれに適切な対応があります。
分からないまま「たぶんこうだろう」とアプローチするのはリスクになりかねません。
慎重な判断と1人で抱え込まないこと。
その辺りを気を付けて頂ければと思います。
悩まれた時はご相談ください。
一緒に最適なものは何か考えたいと思います。
それではまた。
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