不登校支援をしていて不登校支援専門カウンセラーが感じる事とは?(役割分担)①
こんにちは不登校支援センター札幌支部の松本です。
北海道は厳冬期となり、マイナス10度前後の日が続いています。年々寒さに弱くなると言いますが本当にそうですね。
さて本日はこの頃感じることについてお話をしていきたいと思います。昨年からコロナの問題が起き始め、休校など慌ただしい一年間でしたが、この頃の相談の中で感じる事、そして対応不足だと感じることがあります。初回面談では、親御さんと今までに至った経緯や今までの対応などについてお話を伺います。その中でどのような働きかけをしたのかなどもお聞きします。例えば
- 相談された機関
- 相談されている方(スクールカウンセラー担任など)
その中で、非常に感じることとして
学校・家庭の役割分担が出来ていない
事が多くあります。
不登校の子どもたちの対応は様々な対応が必要な為、担任の先生の業務量を考えるとなかなか難しい事は、日々関わっている先生方とお話をする中で本当に理解ができます。親御さんも日々の子どもに対して生活リズムの構築や、3食をたべさせるなど、皆さんやっていただけていますが、ここで一番申し上げたいのは役割についてです。
一例を挙げますね。A君は中学校1年生です。昨年の夏休み明けから登校しなくなりました、学校の先生も1か月間は週に1回ほど訪問していたようですが、そのあとはプリントを届けてくれていたようです。スクールカウンセラーの先生からは「本人が動き出すのを待ちましょう」とのことでしたが、この半年間は何もせずゲームに興じていたようです。親御さん側は勉強の遅れがあってはいけないと塾に行かせたり、家庭教師をつけたりと様々な事をやっていたようです。様々な経過を経て相談にいらっしゃりますが、どうでしょうか?
次回は家庭と学校の役割分担についてお話をしていきたいと思います。