コロナ禍だから気づいた顔を見て話せることのありがたさについて
こんにちは。
不登校支援センター大阪支部の桒原航大(くわばらこうだい)です。
本日は、この一年カウンセリングをしている中で、時折感じる瞬間についてお話できたらと思います。この1年、外で出会う人はどなたもマスクをつけていますし、そんな風景がすっかり当たり前となりましたね。支部で皆さんとお会いしてのカウンセリングも同じになります。たとえマスクをしながらであっても、カウンセリングを重ねていく中で、リラックスしてお話ができる間柄になってはいくのですが、コロナの感染状況や、ご家族の体調によってはオンラインに切り替えてカウンセリングを実施させていただくことも少なくありません。
そうすると、時折不思議な感覚になることがあるのですね。
「初めまして」ではないのに、初めて会うような、どこか照れる気持ち
オンラインのビデオ通話ですので、お互いマスクを外してお話しすることができます。そうすると、カウンセリングのスタートからずっとマスクをしてのカウンセリングが続いていると、お互いに初めて顔を見ることになったりもするんですね。「初めまして」ではないのに、初めて会うような、どこか少し照れるような、そんな感覚があったりします。そんな感覚も会話が始まると、すぐにいつもの感覚でリラックスしてお話することはできますし、顔全体の表情がより伝わる分、気持ちもより伝わるように感じています。これまで当たり前にしてきたマスクがない会話がこんなに新鮮で有難いことだということを感じますし、この感覚も今のコロナの状況だからこそ、とも思います。
こんな時だからこそ、オンラインも取り入れてみるのもありかもしれません。
直接お会いして、お互いの表情を見て感じて会話ができることは、とても大切だと思いますが、それがなかなか難しい今だからこそ、オンラインも取り入れることでコミュニケーション全体の質がまた高まることも期待できるのではないかと思っています。対面でのカウンセリング、オンラインでのカウンセリング、それぞれに良い面があると思っていますが、コロナ禍ではその良さがよりはっきりと表れているように思います。それぞれの良い面も組み合わせながら、サポートをしていけたらと思いましたので今回ブログでお話させていただきました。寒かったり、暖かくなったりと体調管理が難しい時期ですが、みんなで乗り切っていきましょう。
それではまた。