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親の気持ちを子どもに上手に伝える方法とは?

こんにちは。不登校支援センターです。
こちらは過去記事となります。皆様の日々のかかわりのご参考になれば幸いです。

暑い日が続いておりますが皆様体調はいかがでしょうか。コロナ感染防止のためにマスクを常に着用しているため、私は余計に暑苦しさを感じています…。熱中症に気を付けつつこの酷暑を乗り切っていきたいです。

さて、今回は「気持ちを伝えることの大切さ」についてお話したいと思います。

親は子どもに気持ちを伝えることを我慢しないといけないのか?

時折ご相談を受ける中で「子どもに刺激を与えないように何も言わないように我慢している」と辛そうに話される親御さんがいます。確かに時には子どもの疲れ切った心を回復させるためにあえて刺激を与えすぎないようにすることが求められる場合もあるかもしれません。しかし、そうではない場合に親は子どもの言動をすべてを肯定的に受け入れて何も言ってはいけないのでしょうか?

気持ちを伝えることの大切さ

ここに来る子どもたちと話していると「相手を大切にして自分は二の次」といったコミュニケーションを取る傾向の子が多いように感じています。相手を大切にする気持ちは大事ですが、自分の気持ちを伝えることもお互いを理解する上で必要になってきます。では、どのようにして気持ちを表現することを子どもたちは学んでいくのか。それは他者とのやり取りの中で学んでいくと言われています。

感情を表現して、それがまわりの人に受け止められることによって、この表現では伝わった、この表現では伝わりにくかったと学んでいきます。

また、他者が気持ちを伝える姿から学ぶこともあります。そのため、親が子どもに対して気持ちを伝えること

  • 「こんな伝え方があるんだ」
  • 「こう伝えると相手に伝わりやすいのかな」

と子どもが気付くきっかけにもなります。

さらに、「こんなことを親は感じてたのか」と親の気持ちを子どもが知って、そこから子どもが気持ちを伝え返すことができるようになれば、お互いの理解を深めることにもつながります。

お互いの気持ちを大切にする

もちろん、お互いに気持ちを伝えあうことによって葛藤が起きることもあります。しかし、その中でお互いの違いを理解しあい、葛藤を乗り越えることで関係が深まっていきます。

そのため、親から子どもへ気持ちを伝えることはお互いのためにも大切になります。

そして重要なのが、こちらの気持ちを伝えた後には「子どもの反応を受け止めようとする」ことです。この姿勢は自分の気持ちも子どもの気持ちも大切にした関わりをするためには大切なポイントになります。

もし、気持ちの伝え方について悩んでいるときは私たちカウンセラーも一緒に考えていきますのでお気軽にご相談くださいね。

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