不登校は相談機関によって言うことがバラバラ!一体何を信じれば良いの!?とお悩みに方に
こんにちは。不登校支援センター大阪支部の佐久真です。
不登校は相談機関によって”言うこと”がバラバラ!
今日は、このテーマで普段感じていることをお伝えしたいと思います。
不登校はどう捉えるかは、医療機関、心理機関、教育機関、子育て支援機関、などなど、それぞれの機関によって視点が違うのは当然であり、それぞれから見たお子さんの状態に見立てをることは
一般的です。
しかし、今日は ”言うこと” がバラバラ という事実があることで感じることを、お伝えします。
不登校という行動自体に着目すると、日本人の感覚としてはまだまだ、
- 「ただのサボりではないか?」
- 「甘えているだけでは?」
- 「親の育て方が良くなかった」
- 「先生の対応が良くなかった」
- 「学校は”普通”行って当然でしょ?」
上記のような捉え方をしている方も多いです。
どう捉えるかは人によって様々であるのは当然であり、それについて否定するつもりはありません。
ただ、時折どの機関に相談をされても、その相談された方の【主観】で不登校という行動を捉え、アドバイスをされているのでは?と感じることは少なくありません。
どの相談に行くにせよ、メリッは「客観的に」考えられること
主観は誰にでもあります。
その人の価値観、経験、思い込みなどによってアドバイスされることも時には大切です。
しかし、順番としては先にお子さんの状態を客観的に捉えることが、不登校の状態と段階の把握と、親御さんがどのように支援していくのか、子ども自身がどのように考え、行動していくのかという、悩まれている方に主体を置いて考えるべきであり、第三者が主体となって支援するのは本質的にはズレてしまうことがあります。
不登校支援の本質は色々ありますが、親御さんからの自立と、社会適応能力の向上も大切だと考えています。
親御さんが、お子さんと共に子育てをされる中に、影響の強い第三者の主観が入ると、本質からずれていってしまうことが往々にしてありますので、是非当センターに限らず第三者機関にご相談に行かれる場合は、客観的なお子さんの状態把握をすることが支援方針をたてる上でご家庭のメリットになるということをお考え頂ければと思います。