地域の格差問題(北海道)
こんにちは、不登校支援センター札幌支部の松本です。
外出の自粛要請が解除となり、札幌の街中も活気が戻りつつあります。
本日は、子供たちの受ける福祉サービスの地域の差についてお話をしていきたいと思います。
北海道は179の市町村で構成されていますが、この市町村によって相当な格差があります。それは
スクールカウンセラー不在、不登校対応が不十分な市町村がある
ことです。
現在、道北からご相談にいらっしゃっているご家族は学校にスクールカウンセラーがいないため、近隣(片道2時間半)のフリースクールに通っているとのことでした。
札幌市内はスクールカウンセラーや、適応指導教室、フリースクールなど様々な行政が用意したものがありますが、北海道内では町村にはほとんど、スクールカウンセラーがいないもしくは、何か月に一度しか学校などに来ないなどのお話を聞きます。
地域によって子供たちの受けれるサービスにこれだけの差がある事、この事が私は大問題だと思います。
札幌市に住んでいれば、あらゆるサービスを受けることが出来ますが、少し離れた地域では受けることが出来ず、札幌のこの不登校支援センターまでご相談に2時間3時間かけてお越しになっているこの事実はやはり大問題です。
コロナの問題ももちろんありますが、これから教育委員会などに働きかけていこうと思います。
絶対数が少ないからといって、0ではありません。北海道内にお住まいのこのブログをお読みの読者の皆様の中にも困っている方々もいらっしゃるのではないかと思います。
そんな際は是非、不登校支援センターにご連絡を下さい。
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